＜エール＞古川琴音“華”、窪田正孝との撮影を振り返る「お芝居に圧倒されました」

窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月～金曜の振り返り)。裕一(窪田)と音(二階堂)の一人娘・華を演じる古川琴音に、WEBサイト「ザテレビジョン」では、インタビューを実施。“朝ドラ”出演への思いや役作りについて聞いた。

同ドラマは、「栄冠は君に輝く～全国高等学校野球大会の歌～」など数々の名曲を生み出してきた昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く物語。

古川琴音インタビュー

――オファーを受けた時の感想を教えてください。

いつかは朝ドラに出たいと思っていたのでとてもうれしかったです。徐々に役割の大きな役をいただけるようステップアップできたらいいなと思っていたので、初出演で、主人公の娘を演じると知った時は、とても驚きました。

自分の出演回の台本をいただく前から第1話の放送が始まり、裕一と音が出会い、結婚し、華を授かる物語を見ていて、この二人の娘なんだと段々とイメージがふくらんでいきました。二人は視聴者から愛されていて、華もまた視聴者からかわいがられる存在なのかなと思ったので、プレッシャーもありました。

――演じる華の魅力を教えてください。

華は、とことん真面目で素直だなと。学生時代の華で印象的だったのは、思春期に将来やりたいことがないとわかった時、普通だったら隠そうとしますが、華はきちんと認めていた素直さがありました。

大人になってからもその素直さを持ちつつ、自分らしく生きることができる道も見つけて、かつ自信もついて芯のある女性になったなと思います。

――窪田さん、二階堂さんとのお芝居はいかがでしたか？

窪田さんは、ロカビリー歌手・アキラ(宮沢氷魚)との結婚の許しをもらうシーンが特に印象に残っています。自身が劣勢の時は言い訳をしてかっこ悪い裕一ですが、優勢に立つと大笑いして悪代官になったと思ったら、娘を思う気持ちも表れて、ジェットコースターのようなお芝居に圧倒されました。

二階堂さんは、自分の役に愛情があって責任感が強く、普段からスタッフさんとのコミュニケーションを密に取られていて、撮影現場全体の士気や集中力が上がっていました。