<姉ちゃんの恋人>林遣都“真人”のつらい過去を聞いて、そっと抱きしめる有村架純“桃子”の姿が涙を誘う

2020/11/25 10:00 配信

ドラマ

つらい過去を背負った真人(林遣都)を抱きしめる桃子(有村架純)(C)カンテレ


真人の話をじっと聞いていた桃子は、何も言わないまま真人を抱きしめた。真人は驚いて動けず、そのままラストを迎えた。

前回で過去が明らかになった真人は、父親の自死というさらに重い出来事も背負っていた。その苦しみを訥々と語った真人を、黙って抱きしめた桃子の姿は涙を誘った。

その繊細さを表した有村と林に加え、脇を固める光石研和久井映見の演技も見応えがあった。真人の保護司として真人のことを分かっているつもりでも叔父として苦労してきた桃子を心配する菊雄(光石)と、菊雄から桃子のことを聞いてつらい気持ちになる真人の母・貴子(和久井)。桃子と真人をそばで見守る2人の存在が物語に厚みを持たせた。

12月1日(火)放送 第6話あらすじ


真人から過去の出来事について聞かされ、激しく動揺する桃子。しかし、自責の念で苦しむ真人が悪い人間だとはどうしても思えない。桃子は真人を抱きしめ、つらい気持ちに寄り添おうとするが、真人はそんな桃子の優しさを汚してしまうことを恐れ、桃子の思いを拒絶する。

家に帰ってきた桃子の泣きはらした顔を見た和輝(高橋海人)たちは、真人との間に何かあったことを察する。すると翌日、3兄弟は偶然にも河川敷で真人と鉢合わせしてしまう。4人はそこで初めて言葉を交わし、真人は素直で姉思いの優しい弟たちに好意を抱くが、一方で、別の感情も湧き上がる。

そんな真人の気持ちは理解できるものの、それでも真人への思いを簡単に捨て去ることができない桃子は、ある決意を持って真人にメールを送る。

※高橋海人の「高」は正しくは「はしご高」