武田玲奈、“平成ネット史最大の闇”を描く主演作公開「目をそらさずにじっくりとこの恐怖を一緒に味わっていただけたら」

2020/11/28 06:00 配信

映画 アイドル

武田玲奈主演映画「真・鮫島事件」が公開中


完成した作品を見た武田は“音”にも驚いたという。「私もホラーがそこまで得意ではないんですけど、完成した作品を見た時、まず音にビックリしました。映画館で見ていただく方は分かると思うんですけど、いろんな方向からいろんな音が聞こえてくるんです。見られる方も、菜奈たちと一緒にリモート恐怖体験している感覚になれると思います」と恐怖ポイントをアピール。

鶴見は「矢継ぎ早にみんなが話してて、いろんなことが起こって、ジェットコースターみたいに進むところも面白いです」と言い、清水も「常に怖いんですけど、(怖いシーンが)来るぞ!っていうのが分かるところがあるじゃないですか。その時は(指の)隙間から見ようって感じだったんですけど、来るのが分からないところも多いので、悪あがきせず、指の隙間から見るんじゃなくて、手は下ろしたまま見た方がいいと思います」とそれぞれが感じた見どころと楽しみ方を話した。

タイトル「真・鮫島事件」にちなんで、「さ」「め」「じ」「ま」の4文字を大喜利風につなげるコーナーも展開。それぞれ事前にフリップに書いた言葉を発表した。

「さ」を担当した清水は「さぁ、はじめよう」と書かれたフリップを出し、「変にボケませんでした」と次につなげる。
「め」の担当は鶴見。「完結させました!」と言いながら「めをそらすな」を掲げた。

その流れを見ていた「じ」担当の永江監督は「ちょっと間違えちゃったんですけど(笑)」と苦笑いしながら「Jiro Nagaeの」という回答を発表。
どうなるかと思われたが、「ま」担当の武田が「まじで怖い 真・鮫島事件」と書かれたフリップを「締まったんじゃないですか」と自信ありげな表情で発表し、観客からも拍手が起こった。

最後は、武田が「こういう情勢ならではの新しいタイプのホラーになっております。私も本当に怖くて何度も目をそらしたくなったんですけど、皆さんは目をそらさずにじっくりとこの恐怖を一緒に味わっていただけたらと思います」とメッセージを伝えて、舞台あいさつが終了した。

映画「真・鮫島事件」は全国公開中。


◆取材・文・撮影=田中隆信