安斉かれん「初めて恋愛の歌詞を書いたので、照れくさくなっちゃいました(笑)」<Interview>

2020/12/05 12:00 配信

音楽 インタビュー

安斉かれん撮影=神木秀斗

ファンの方と会う機会がなかったのでライブがしたい


――これまで以上にかわいらしい歌い方をしていますね。

この曲はサビの部分で高い音域が続くんですけど、こういう曲は声を張って歌ったほうが"っぽい"のかなと思って、歌わせていただきました。レコーディングのときは、何回も何回も高い音域で歌うのが大変でした。

――通常のMVに先駆けて、ドラマの映像に楽曲を乗せた「Secret Love(ドラマVer.)」も公開されました。

キュンキュンの世界観のドラマに、マッチしたんじゃないかなって自分では思ってます。主人公の二人が本当にかわいいんですよ。ドラマも毎週観させていただいてます。自分が出てるドラマは恥ずかしくて、なかなか見られなかったですけど(笑)。

――もしこのドラマに出演するとしたら、どんな役を演じたいですか。

え、私がですか!? そうですね、二人のことを俯瞰で見てる"友だちその2"くらい(笑)。「えー! 婚活アプリで結婚したの?(驚き)」なんて。

――楽曲のリリースと同時に、通常のMVも公開されましたね。

今まではストーリー性のあるMVが多かったんですけど、今回はそうではなくて。ガーリーでポップな世界観にオールディーズと未来感を合わせた“レトロ・フューチャー”なテイストを入れつつ入れたセットになってます。

タイトルからインスピレーションを得たカラフルなバリエーションの部屋のセットを、上からドローンで撮っているシーンもあります。そこには秘密が隠されていて、最後に意味がわかるようになってます!

――クリスマスソングではないですが、これからの季節にも合いそうですね。ちなみに、クリスマスの予定は決まっていますか。

たぶんお仕事かなあ。でも、女子会はしようかなと思ってます。サンタの格好でもして。赤い帽子をかぶるくらいですけど(笑)。

――2021年の目標はありますか。

最初にも言った通り、今年は初めてのことが多くていろいろ考える余裕がなかったので、来年はこれまでの経験を生かしつつ、いい作品を作っていきたいなと思います。アーティスト活動を軸にはしたいし、曲のジャンルももっと広げていけたらいいですね。新しい楽器も演奏できるようになりたいです。「安斉かれんと言ったら、こんな感じ」みたいなものをあまり作りたくないので、いろんな新しいことにも挑戦していきたいですね。

――もっと先の将来的な目標はどうですか。

将来の夢とか目標を立てるのが苦手なんですよ。それを立てちゃうと、そこに向かってどう頑張っていくかになっちゃうじゃないですか。それよりも今を頑張って何かにつながればいいなと思ってるので。今年だってドラマに出るなんて思ってもなかったですし。

今やれることを全力でやるっていうスタンスでやっていきたいです。常に違った私を出していけたらいいなと思ってるので「次は何が来るんだろうな」って楽しみにしながら見守っていただけたらうれしいです。


取材・文=青木孝司

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