中井貴一主演、鈴木京香がヒロインを務めるドラマ「共演NG」(毎週月曜夜10:00-10:54ほか、テレビ東京系ほか)で、役者志望の英二(中井)の付き人・前島豊を演じている小野塚勇人。同作は、25年間“共演NG”だった大物俳優2人の共演をきっかけに、業界のタブーに切り込んだドラマ制作の舞台裏を描く大人のラブコメディー。今回、webサイト「ザテレビジョン」では小野塚にインタビューを行い、役作りや撮影で刺激を受けたことなどを語ってもらった。
――オファーが来た時の気持ちからお聞かせください。
最初にいただいた時に、企画の秋元康さん、脚本と監督の大根(仁)さん、主演が中井さん、ヒロインが鈴木さんと聞いた時に、絶対に面白くなるなと思いました。
自分がお仕事させていただいている業界の裏側という題材も面白いと思いましたし、すごく楽しみでした。
――台本を読んでみていかがでしょうか。
久しぶりに読みながら笑い声が出た台本でした。“共演NG”という俳優イジりだったり、テレ東さんの自虐ネタなど、この作品に懸けているんだなと思いが伝わってきました。
それと同時にこれから自分たちがやっていかなければいけないという責任も持てましたし、自分の気分も引き締まりました。
――役作りではどのようなことをこだわりましたか?
こだわったというか、周りの方のキャラが濃いので、自分を出してかみ合わないというのはもったいないと思いました。
せっかく、中井さんとリリー(・フランキー)さんの間に挟まれている役柄なので、中井さんとリリーさんが豊をイジってくると思っていたので固めるというか、そこに必死に食らいついて、受け入れることに集中しました。
――豊と自分が似ているなと感じることはありますか?
空気が読めないところですかね(笑)。
――空気は読めないんですか?(笑)
空気は読めるかもしれませんが、パッと言ったことに対して先輩をイラつかせちゃったりとか。僕、人をイラつかせるの得意なんで(笑)。先輩にも冗談でなめてるなって言われます(笑)。でも、それも個性だと思っています。
豊も悪気はないけど、中井さんの役に松田優作って呼び捨てにして「松田優作“さん”だろ!」って怒られたりするシーンがありましたけど、そういう抜けているところが似ていると思いますね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)