赤堀雅秋の新作舞台「白昼夢」上演決定!キャストに三宅弘城、吉岡里帆ら

2020/11/30 18:31 配信

芸能一般

M&Oplaysプロデュース『白昼夢』に実力派キャストが集結

2021年3月20日(土)から4月11日(日)まで東京・本多劇場で、赤堀雅秋が作・演出を手掛ける、M&Oplaysプロデュース『白昼夢』が上演される。

赤堀にとって1年ぶりとなる本作は、現代社会において、落ちこぼれてしまった人々のもがきと再生の物語。三宅弘城吉岡里帆が赤堀作品に初参加する他、赤堀作品に欠かせない荒川良々風間杜夫、そして赤堀本人が出演する。

あらすじ

高橋家の家主・清(風間)は妻を亡くし、引きこもりで暴力的な次男・稔(荒川)と2人暮らし。清は長年、稔からの暴力に耐え続けてきたが、限界を迎える。長男・昭(三宅)は、弟のことを心配し、時々実家に顔を出すが、いよいよらちが明かなくなり、NPO法人の相談室に駆け込む。

ある日、NPO法人の若林(赤堀)と石川(吉岡)が訪ねてくる。清は外部の人間に、家族の現状を話すことを拒み、非協力的。途方に暮れる昭だが、百戦錬磨の若林が、薄ら笑みを浮かべながら優しくリードする。しかし若林は微妙に胡散くさく、石川の腕には無数のリストカットの跡があった。そんな5人の交流から、不毛な終わりのない物語が始まる。

赤堀雅秋コメント

考えたら1年ぶりの舞台ですが、何だか随分舞台から遠ざかった心持ちです。だから物すごい期待感と不安が入り混じった複雑な状態です。大好きな本多劇場で、大好きな役者たちと濃密な物作りができる幸せを噛みしめたい所存でございます。

こんな時世ですが、安易に希望を撒き散らすことなく、かといって諦念に酔いしれることなく、それでも生きて行く、そういう物語でありたいと思います。喜劇のつもりです。謙虚に人間や人生を肯定したいのです。よろしくお願いいたします。