台本を読む前に、原作を読んでいたという江口は「すごい面白かったです。原作は40歳の女の人の成長する話だけじゃなく、歴史のことも描かれているので、とても大きなお話で、これをドラマにするというのは大変な作業になるんじゃないかなと思いました」と話し、自身が演じるスミレについては「原作とは少し違うキャラクターになっていて、もしかしたら私のイメージに少し近づけてくださっているのかな?という印象を受けました。
ぶっきらぼうで人に対して冷たい印象に見られるスミレですが、自分の仕事を一生懸命愛している部分はちゃんと表現したいと思っています」と意気込みを語っている。
一方、草笛は「今回出ているホステスさんはみんな高齢で、そこが面白いと思いました。バーはだいたい若い人が『いらっしゃい』とかやるでしょ? でもうちのお店はだいたい 40、50、60代で、私は最高齢の80代です。珍しいホステスだらけです。人生半ばまで生きてきた女性のホステスですから、会話だって普通じゃないと思います。
あたたかくて大きくて、包み込んでくれるような、いろんなことができるなと思って、お引き受けしました」と、今作の平均年齢70歳以上、40歳未満のホステスはお断りという高齢バーでの会話劇にも期待を寄せている。
さらに、「OLD JACK&ROSE」で、きら子ママ(草笛)と共に、軽快トークとパワフルなダンスでお客様をもてなす面々に、品川徹、中田喜子、中尾ミエ、久本雅美、草村礼子らが決定した。
そして池脇の同僚で、左遷された会社員・村木みか役に真飛聖、同じく本社から新が勤める倉庫へと出向させられてきた新の元カレでもある前園真琴を山崎樹範が演じる。
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