“ガチファン”生む『有吉の壁』“ブレイク芸人選手権”のすごさ 「#KOUGU維新ファンアート」も話題に

2020/12/09 07:20 配信

バラエティー コラム

KOUGU維新の人気キャラクターたち※画像は四千頭身・石橋遼大公式Instagram(4000ishibashi)より

有吉弘行がMCを務めるお笑い番組「有吉の壁」(日本テレビ系)内のコーナー「流行語大賞の壁を越えろ!ブレイク芸人選手権」から、相次いで人気キャラクターが生まれている。同コーナーは、お笑い芸人たちが、流行語大賞になるようなキャッチ―なキャラネタを披露するコーナーで、チョコレートプラネット扮する「TT兄弟」や「Mr.パーカーJr.」、パンサーの「パラパラおじさん」、ジャングルポケットの「ストレッチャーズ」、きつねの「KOUGU維新」、トム・ブラウンの「アナグラム研究所」など多くのキャラクターが、企業CMに抜擢されるなど人気を博している。

妙な中毒性で“アイドル的人気”のKOUGU維新


その中でも抜群の人気を誇るのが、“パリピ漫才”ネタを武器とするコンビ・きつねが扮する“2.7次元アイドル”「KOUGU維新」。

2.5次元ミュージカルをパロディーしたネタで、擬人化された“工具”たちの物語が描かれる。7月の放送回で番組に初登場すると、「妙な中毒性がある」とたちまち人気に。番組公式YouTubeにアップされたネタ動画は12月8日現在、93万回再生を超える反響となっている。

きつねが演じるメインキャラクター「プラスドライバ」「平やっとこ」の他にも、「紙やすり」(四千頭身・石橋遼大)や「巻尺」(空気階段・水川かたまり)、「丸ノコ」(パーパー・ほしのディスコ)、「マイナスドライバ」(パンサー向井慧)らキャラクターが登場。MC・有吉からは毎回「全然面白くない」などと冗談交じりにネタを酷評されているが、これまでに7回も同コーナーに登場し、随一の人気シリーズとなった。

その人気はとどまるところを知らず、1stシングル「KOUGU維新のテーマ」を9月30日に配信リリース。10月31日には、お笑い芸人でありながら音楽番組「バズリズム02」(毎週金曜夜0:59-1:59ほか、日本テレビ系)にも出演する快挙も果たした。