浅川梨奈「ピュアッピュアのピュア」二階堂高嗣と“アオハル全開”の恋描く<Interview前編>

2020/12/11 07:10 配信

ドラマ インタビュー

浅川梨奈撮影=永田正雄

“糖度120%”の甘すぎる物語


――二階堂さんとは初共演ですね。

はい、初めてお会いしました。お会いするまではすごく寡黙な方なのかなって印象でしたが、面白いし、すごく現場を明るくしてくださる方でした。

お芝居の中でも表情のレパートリーが多くて、面白さとかコメディーに長けている方だなと思って、演じている中でも私も何度も笑いそうになってしまったり、現場が爆笑の渦に包まれることも多々ありましたね。

私も負けれられないと思って、何かアドリブを入れられないかなとずっと考えていました(笑)。

――アドリブの多い現場だったそうですね。

そうなんですよ、お二人のアドリブが多くて。例えば声の入らない動きだけのシーンでは、監督が用意してくださったせりふみたいなものが一応あるんですけど、私はそれをやるつもりで臨んだら、全く違うことを始めて…。「え? あ、そう…あっ、違うんだ?」みたいな(笑)。

しかも、テスト、段取り、本番、全部で違うことを言うので、私も面白く返したいなって思いましたし、お二人の会話のテンポ感などもぴったりで、しゃべっていることも毎回違うし、ずっと「さすがだなぁ」と思っていました。

――そんなやり取りが、現場のいい雰囲気を作っていたんですね。

それはあると思います。撮影期間は短かったんですけど、その中でも本当に空気感が温かくて、お二人が中心となって現場を盛り上げて、いい雰囲気を作ってくださっていたんだなというのはすごく感じました。

浅川梨奈撮影=永田正雄


――そんな作品の中で、ここは見てほしいというシーンはどこでしょうか?

ノゾミちゃんとタカくんのデートシーンがあるんですけど、そこは本当にもう“ピュアッピュアのピュア”で、人生で一番恥ずかしかったくらいピュアでした。

目が合ってドキドキしたり、手をつないでドキドキする、言葉を交わすのもドキドキするみたいなことって、大人になるにつれて慣れが生じてくるものだと思うんですけど、そのドキドキ感を思い出させてくれるシーンがたくさんあるんです。

本当に“糖度120%”で甘すぎて、撮影終わりに糖分過多で一回しょっぱいものが食べたくなったくらいの甘さが詰まっているので、私もそこを見てキュンキュンしましたし、見てくださる方もキュンキュンしていただけると思うので、ぜひ見ていただきたいです。