宮沢りえ、演じる“ゆかり”に憧れ!「今まで演じた役の中でトップ5に入るくらい素敵」<ノースライト インタビュー>

2020/12/11 17:00 配信

ドラマ

ゆかりを演じる宮沢りえ撮影=阿部岳人

宮沢りえ「この作品を通じて“ノースライト”について知っていただけたら」


――最後に本作の見どころを教えてください。

ノースライトの家を作る原動力になったものが描かれていきます。建築家として彼のアイデアが生まれてくる深いところにも注目してください。人と人の点が少しずつつながっていく物語。その人自身が生きた時間をノースライトの光に照らされて柔らかく線が浮かび上がってきます。ぜひゆっくりと楽しんでいたけたらと思います。そしてこの作品を通じて“ノースライト”について知っていただけたら。私自身、ノースライトの美しさを知れたことが役者としてではなく一人の人間としてすごくうれしかったので。ぜひノースライトを感じてください。

「ノースライト」前編 あらすじ

「ノースライト」場面写真(C)NHK


「あなた自身が住みたい家を建てて下さい」それがY邸の依頼人・吉野(伊藤淳史)から、建築士・青瀬(西島)に託された注文だった。バブルが弾け、妻・ゆかり(宮沢)とも別れ、やっと設計事務所の岡嶋所長(北村)に拾われた青瀬にとって又とない機会だった。だがその一年後、吉野一家が、そのY邸に引っ越していない事が発覚する。