世代を超えて愛されるTVゲームが令和に!「『MOTHER』のことばとおみせ。展」が開催中

2020/12/14 11:00 配信

芸能一般

糸井重里がつくった名作RPG「MOTHER」シリーズのことばをすべて収録した本「MOTHRのことば。」(「ほぼ日ストア」12月14日先行発売/全国書店12月25日発売)©SHIGESATO ITOI / Nintendo ©HOBONICHI

木村拓哉が出演したテレビCMで当時話題を集めたスーパーファミコンソフト「MOTHER2」を始め、歴代シリーズのセリフを収録した書籍「MOTHERのことば。」(「ほぼ日ストア」12月14日先行発売/全国書店12月25日発売)の出版を記念して、「『MOTHER』のことばとおみせ。展」が12月14日から東京・渋谷の渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」ギャラリースペースで開催されている。

「MOTHER」シリーズは、糸井重里がゲームデザインを手掛け、1作目が1989年に発売され、以降、2作目、3作目と任天堂にてシリーズ化されたテレビゲーム。現代を舞台にしたRPGで、愛らしいキャラクターたちと糸井氏ならではのシニカルなセリフ回しや胸を打つシナリオで日本のみならず、世界中にファンを持つ名作だ。

会場では、ゲーム中で展開されるセリフをパネルで展示し、ゲーム画面と一緒にその世界観を堪能できる構成となっている。

中でも注目なのは、糸井氏がゲーム用に書き起こしたセリフの生原稿や頭の中がうかがえる手書きの構想地図「こんなちず」。糸井氏の愛らしい書体で書かれたセリフの数々は往年のファンにとってはたまらないだろう。また、同作を経験したユーザーであれば、数々のセリフとゲーム中のメロディーに耳を澄ますことで、自身の心の中に刻み込まれた「MOTHER」シリーズの記憶がよみがえってくるはず。
もちろん、ゲーム未経験なユーザーであってもゲーム中の映像やセリフが書かれたパネルを眺めているだけで、「MOTHER」という作品の世界観に浸れることは間違いない。

会場では、同作のグッズも多数販売されており、「MOTHER2」で初登場した「どせいさん」のぬいぐるみは思わず手に取りたくなるほどの愛らしさ。Tシャツやキーホルダーなど、ファッションアイテムとしても活用できるグッズが多数用意されているため、愛らしいグッズ購入を目的に訪れても良さそうだ。

これまでのRPGとは一線を画す雰囲気で独自の世界観を構築した「MOTHER」シリーズ。その原点を体感できる同展示会に足を運んで、名作の世界を楽しんでほしい。

会期は12月14日~2021年1月11日まで。時間は11:00~21:00、入場料は無料。

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