上白石萌歌、声優2作目に待ち受けた思わぬ試練「“ポケモンの言葉”がめちゃくちゃ難しくて!」

2020/12/19 19:00 配信

映画 インタビュー

「劇場版ポケットモンスター ココ」で、ポケモンに育てられた10歳の少年・ココを演じる上白石萌歌撮影=玉井美世子/スタイリスト=道端亜未/ヘア&メーク=冨永朋子

12月25日(金)公開の「劇場版ポケットモンスター ココ」で、ポケモンに育てられた10歳の少年・ココを演じる上白石萌歌。上白石が声優に挑戦するのは、2018年の映画「未来のミライ」以来、2度目。一方、ココの育ての親となる幻のポケモン・ザルードを演じるのは声優初挑戦の中村勘九郎。ポケモンと人間の種族を超え、紡がれる親子愛が大きな見どころで、冬にふさわしい温まる作品に仕上がっている。

幼少期からポケモンファンだったという上白石に、作品の見どころやアフレコ収録について振り返ってもらった。

自分が話している相手がピカチュウやサトシで感慨深かった

――ご自分が物心ついた時から知っているサトシやピカチュウと一緒の世界にいるというのは、どんなお気持ちでしたか?

私はポケモンに育てられたと言っても過言ではないぐらいアニメも見てましたし、ゲームもしていましたし、友達とのポケモンの輪もありましたので、自分が話している相手がピカチュウやサトシというのは本当に信じられなくて、感慨深かったです。

――最初に、脚本を読んだ時の感触をお聞かせください。

とてもいいお話で泣いてしまいました。とにかく脚本が良くて、いろんな光景が浮かんできました。その後、アフレコ前に映像を見せていただいたら、想像を超える壮大な世界で、完成したら迫力もすごくて。ポケモンと人間の物語ですが、自分に置き換えることもできるお話だと思うので、きっと、皆さんにも自分を投影しながら見ていただけると思います。