12月25日(金)に公開される、中川大志、清原果耶W主演、タムラコータロー監督、芥川賞作家の田辺聖子の原作(角川文庫刊)による、劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」の主題歌・Eveの「蒼のワルツ」のミュージックビデオが、12月21日に公開された。
ミュージックビデオには映画本編の映像が使用されており、歌詞とのシンクロを感じさせる、情緒的な仕上がりとなっている。
また、NEW EP「廻廻奇譚 / 蒼のワルツ」が12月23日(水)に発売、そして、12月25日(金)は本作の劇場公開となる。
公開にあわせて、映画監督の樋口真嗣や作家の冲方丁ら7名から、コメントが到着している。
「誰かのために無償で与えることが、めぐりめぐって自分を幸せにしてくれることもある……」ふと気付くと、疑心暗鬼になったり、人のせいにしたり、自分のことばかりで、まわりが見えなくなってしまうことも、最近、よくありますが、大切なことを思い出させてもらえた気がします。(アニメーター)
ただそばにいてほしい、ではない。すべてのいいわけを越えて、たがいの背を押す勇気に涙した。自分の夢を追いながら、相手の支えになる。そんなふたりの姿は、これからの恋愛の理想として、多くの人の背を押してくれることだろう。(作家)
ていねいにつむがれた美しい世界は、タムラコータロー監督やスタッフのみなさんの愛情で満ちています。静謐でいて鮮やかで、とてもやさしい。そそがれたたくさんの思いが輝きを放つ、宝物のような作品です。(脚本家)
「待ってても何も起こらん」わかっていても、その一歩を踏み出せない人に見てほしい。怖くても、好きならあきらめずに進めばいい。見終わったあと、人生が愛おしくなりました。(作家・古事記研究者)
とびきりわがままで、とびきり面倒で、とびきり不器用で、とびきりおく病で、とびきりピュアで、とびきりキュートで、とびきり魅力的な彼女に、きっと誰もが夢中になってしまう。やっぱりジョゼは、永遠のヒロインだ。(小説家)
すばらしい短編小説から、すばらしい映画が生まれた。それから17年。今度はアニメーション映画になった。やさしく、やわらかい大阪の街とひとびとは、アニメーションでないと描けないだろう。そして、まさかの展開、まさかの結末に、心の底から驚いた!(映画監督)
いろんな幸せ、目線の違う新鮮さ、そして感情が涙があふれてしまう作品。強さと弱さがひしめき合っていて、改めて、人っていいなって思いました。クロちゃんも、ジョゼと出逢いたいしん!!(お笑い芸人)
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