北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎演じる3人組が、オレオレ詐欺や商店街の店舗への悪質な嫌がらせなど身近な悪を成敗する「三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~」(テレビ東京系ほか)。その志賀演じるノリさんの愛娘・早苗を演じているのが、三根梓だ。
――‘14年にスタートした本作もとうとう3年目に突入しましたね。
もともと有川浩さんの原作を読んでいたので、この作品に参加できること自体がまずうれしかったのですが、シリーズも3作目になって。こんなに長く演じさせていただけて、とても幸せだなと感じています。
――第1弾では高校生だった早苗ももう大学3年生。父子家庭で育ってもともとしっかり者でしたが、さらに大人の女性に成長しているように思います。
早苗はもともとしっかりしてましたが、高校生のころはヤキモチを妬いたり、子供っぽい部分もありました。でも、大学生になったので、懐の深い女性にしてあげたいなと思いながら演じています。早苗はすごく健気で素直で、愛情の深い子。父子家庭で父親からの愛情をしっかり受けて育っているので、人からの愛情を受けるのがすごく上手な子なんですよね。そういう子って、小さな幸せを見つけるのが上手だったり、感謝の気持ちを持てたりすると思うので、内面からしっかり演じることを意識しています。
――真っすぐな女の子を演じるのは、ご自身も気持ちがいいのでは?
気持ちがいいという言葉通り、演じながら早苗に癒やされている感覚がありますね。
――撮影現場はどんな雰囲気ですか?
北大路さん、泉谷さん、志賀さんがいつも現場を盛り上げてくださって、アットホームな現場です。キャストもスタッフさんも、常に笑いが絶えないんですよ。そんな現場ってなかなかないと思うんですけど、ドラマに流れているゆったりした雰囲気が現場にも流れているんです。その現場の雰囲気が、またそのままドラマにも出ているような気がします。
――志賀さんとの親子役もすっかり板についているのでは?
最初こそ緊張しましたが、今では畳の部屋があるとゴロゴロしながら待ってしまうほどで、待ち時間が長いと「昼寝しちゃおっか?」みたいなこともあります(笑)。志賀さんはスマホでゲームをされていることがあるのですが、とても上手で。それを私が後ろから「すごいですね!」と見ていたり、本当の親子のような居心地の良さがあります。
――ドラマでは北大路さん演じるキヨさんの孫・祐希(大野拓朗)と交際中で、2人の今後も気になるところです。
祐希くんと早苗はもう5年も付き合っているんですけど、手を繋ぐのも照れくさかったり、そのピュアさがあの2人の魅力なんですよね。ですので、新鮮さや初々しさを忘れずに演じていきたいと思っています。早苗自身や、2人の今後をいろいろ想像していただけたらうれしいですね(笑)。
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