共感者続出!?「頼田朝日の方程式。」思わず納得の“人生の方程式”を振り返る

2020/12/27 12:12 配信

ドラマ

「頼田朝日の方程式。-最凶の授業-」第7話より(C)AbemaTV,Inc.

既婚者は納得?の方程式「結婚=人生-自我」


第7話で、義澤の恋人・静(松本まりか)が初恋の相手だったと告白した朝日。「きょう義澤先生を完全に消したら、静先生と結婚します!」と、とんでもないことを言い出した。

この日の授業のテーマは“結婚”。朝日が持ち出した方程式は「結婚=人生―自我」。日本の離婚率に関するデータを取り出し、「結婚したからってさ、幸せになれるって誰が決めた?日本人の3分の1はさ、離婚してるんだよ!」と叫び、「生きるってさ、我慢の連続なんだよ!! っていうかさ、結婚はまさにそれだよ」「結婚は、人生から自分を抜いて生きていくんだよ。そんなの生きてる意味ある?」と持論を展開する。

だから義澤を消せば静は幸せになる、という論理展開は飛躍しすぎているものの、“結婚によって独身の時よりもある種の制約が増える”ということは多くの既婚者が感じていること。“結婚は人生の墓場”という言葉もあるが、それよりは「結婚=人生-自我」の方程式の方がマイルドに現実を言い表している、とすら言えそうだ。

「ずっと手元に残しておきたい作品!」


こうして、“人生の現実”を方程式化して4人の生徒たちに叩き込んでいった朝日の授業動画。その言葉にはたしかに納得できる部分もあり、視聴者からも「頼朝先生の授業、突然真を突いてくる感があってゾクゾクする」「朝日の主張はほぼ内容が一貫してるから信じられる気もしてる」「『頼田朝日の方程式』ずっと手元に残しておきたい作品!」といった声も上がっている。

配信中の第8話では、“生”ではなく“死”にこそ希望があると主張する朝日。「生きてるなんて希望じゃない!生きてる間はみんなしんどいよね」「本当の希望は死にあるのです!」と一見ムチャクチャな論理を展開するが、そこには朝日なりの“真”が込められていた――。

そして、その後の展開は誰もが予想できないものだった。そもそも、朝日は最後の動画をいったいいつ撮影したのか?見る者に戦慄を与える“最後の授業”はきっと、あなたの心にも爪痕を残すことになるに違いない。