収録後、千原は「本当に編集泣かせな、切るところのない、どこを切って出しても恥ずかしくない、良いものが撮れたと思います」と語り、審査委員長を務める板尾創路は「自分がプレーヤーでできるかなって言うたら、ちょっと…。これ戦って優勝するっていったら相当“笑い脳”が強くないと」とレベルの高い大会を振り返った。
コロナの影響でイス取りゲームができず、グループ勝ち抜き方式になったことについて「どっちが良い悪いとは言えないですけど。(あえて良かった点は)まず最初のスタートで(イス取りゲームの場合)30人回らすとダラダラする。そこがなかったのは良かった」(千原)と話した。
審査をする上で気を付けた点について、板尾は「僅差の勝負が多かったので、どこまで追い込んでいいのかっていう加減が難しかった。生々しい勝負なんで」と言いながらも、「芸人としての日々の生活が見えてくるから面白い」とコメントした。
さらに、放送開始から3年あまりたつ「座王」という番組が千原にとってどういう存在か聞くと、「お笑い純度100%ですから。情報も何もない、観てる人が何にも得るものがない誇らしい番組です」と千原。
また、2021年の抱負について、千原は「本当にこんなこと言うようになるとは思わへんかったけど、健康が一番ですね」、板尾も「今年と言わず来年再来年のこと考えながらやって行かないといけないかなと思います。あんまり飛ばさんように頑張ります」と、体が資本であることを強調した。
最後に、番組の見どころについて聞くと、板尾は「観てて分かると思うんですけど、今戦ってるやつとまだこれから戦うやつ、戦いが終わったやつの顔が全然違う。それぐらいやっぱり大変なんだなっていう。終わってホッとして半分寝かかってるやつもおるし、頭フル回転してるやつもおるし、そういうのを面白いなって思ってほしいですね」と語った。
そして、千原は「本当にガッチガッチでやってますから、全員顔面笑ってますけど内心むちゃくちゃメンチの切り合いしてますから。お正月、たまにはヒリつくのもいいんじゃないですかね。ぜひご覧いただきたいと思います」とアピールした。
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