大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)にて、主人公の明智光秀を演じる長谷川博己がコメントを寄せ、終盤に向けての見どころなどを語った。全44回となる「麒麟がくる」は、1月3日の第39回「本願寺を叩(たた)け」を含め、あと6回の放送となる。
これまでの長い撮影期間を振り返り、長谷川は「約1年半光秀を演じさせていただきました。撮影中いろいろなことがありましたが、長期間の撮影の中で、キャラクターに深みが増したといいますか、熟考して光秀という役に向き合えたすごくいい時間だったなと思います。早く結末を迎えたいと思う気持ちもある一方で、いざ終わりに近づくとこの役から離れることに少し寂しい気持ちもしています」と明かした。
また、光秀を演じてみての感想を長谷川は「光秀は、さまざまな登場人物たちにたくさん刺激を受けます。共演者のみなさんからもらった光のようなものを自分の中に取り入れて、光秀をここまで体現できたと思います。いまは光秀が本当にこういった人生だったのではないかと疑いなく思えていますし、そのくらい、光秀の人生をがっちり過ごせました」と振り返った。
織田信長を演じる染谷将太や、羽柴秀吉を演じる佐々木蔵之介とのエピソードを聞くと、長谷川は「こういった状況なので、雑談などはたくさんできなかったのですが、終始ミステリアスだった(信長役の)染谷さんに色々と話しかけてみたり、(秀吉役の)蔵之介さんには現場を引っ張ってもらったり、制限がある中でみなさんと楽しい時間を共有させていただきました」と語った。
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