<麒麟がくる>天野菜月“光秀長女・岸役”で初登場!「想像力を膨らませて演じました」

2021/01/04 14:52 配信

ドラマ

岸を演じる天野菜月(C)NHK

長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に光秀(長谷川)の長女・岸役で出演する女優の天野菜月。1月3日に放送された第39回「本願寺を叩け」では、母・熙子(木村文乃)や妹・たま(芦田愛菜)とともに光秀を看病するシーンなどが放送され、視聴者からは「成長した姉妹が麗しい」といった声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)

「お芝居の振れ幅」がキャスティングの決め手


信長(染谷将太)は戦に次々と勝利し、武士として最も高い冠位を授けられることに。しかし周囲からは、もはや帝さえもないがしろにする態度が反感を買いつつあった。そんな中、大阪本願寺との闘いに疲弊した光秀は、高熱で倒れてしまう。運び込まれた京の館には、必死に回復を祈る熙子と枕もとで看病をする岸・たまの姿があった――。

そんなストーリーが描かれた第39回は、光秀を中心とした家族の愛情がしっかりと描かれる回となった。信長と対立する荒木村重の子に嫁いでいた岸も父の大事に駆けつけ、看病を続けた。

岸役の天野は、2000年6月13日生まれの20歳。地元・福岡でスカウトされ、2017年にデビュー後わずか3か月の間に3社の広告に出演するという経歴の持ち主で、大河ドラマ・NHKドラマともに今作が初出演となる。

天野のキャスティングについて、中野亮平プロデューサーは「ある映画の制作過程を追ったドキュメンタリーで見せていたあどけない表情と、オーディションのお芝居で見た表情がまるで別の人で、その振れ幅に興味を持ちました」と抜擢の理由を説明し、「大きな目から溢れ出る感情がとても魅力的な俳優さんです」と絶賛する。