<黒革の手帖>武井咲「今はドキドキでいっぱい」“稀代の悪女”元子が再び頂点を目指す

2021/01/07 13:00 配信

ドラマ

武井咲演じる“稀代の悪女”元子が頂点を目指していく(C)テレビ朝日

武井咲のコメント

3年ぶりとなる「黒革の手帖」を、いよいよ皆さんにお届けする日がやってきました。もちろん「自信を持ってお届けできる!」という気持ちではあるのですが、作品って皆さんに受け取っていただいて初めて成立するものでもあるので、私個人としては、やはり不安な思いや怖いなという思いもあって、今はドキドキでいっぱいです。

今回、こうして再び原口元子を演じて、松本清張作品が代々受け継がれている理由や魅力を再確認できましたし、元子って“悪女”なのに、演じていてこんなにも気持ちがいいものだったんだ、とあらためて感じることができました。幅広い世代の方々が、それぞれの年代でどのようにこの作品を受け取ってくださるのか、その反応をまたお聞かせいただけるのが楽しみです。

「黒革の手帖」は、私の人生の大事なポイントで携わらせていただいてきた、とても大切な作品。どん底まで落ちたはずの元子がまたはい上がってくる様を、楽しんで演じることができました。皆さんも、そんな元子の姿を見て楽しみ、そしてパワーをもらっていただけたらうれしいです。

2021年という新しい年が始まりました。大変な年だった2020年から、まだまだ大きく変わることはないかもしれませんが、この状況にしっかりと向き合って、少しでもポジティブに、そして優しい気持ちを持ちながら日々を過ごしていけたらと思います。