武井咲にとって約3年ぶりとなるドラマ復帰作「ドラマスペシャル 黒革の手帖~拐帯行(かいたいこう)~」(テレビ朝日系)が1月7日に放送された。3年ぶりに帰ってきた武井咲版“稀代の悪女”原口元子の圧倒的美貌と妖艶な魅力に、視聴者から歓声が上がった。
「黒革の手帖」は、2017年夏にテレビ朝日系で放送された連続ドラマ。メガバンクから横領した1億8000万円と借名口座のリストが書かれた“黒革の手帖”を武器に銀座の高級クラブのママに上り詰める元子の盛衰が描かれた。
松本清張原作、何度も映像化されてきた作品だが、同作では武井が「黒革の手帖」史上最年少の原口元子役に抜てきされ、大きな話題になった。
それから3年。「ドラマスペシャル 黒革の手帖~拐帯行~」は、1958年に松本が発表した短編小説「拐帯行」をもとに、刑期を終えた元子が銀座から古都・金沢に舞台を移し、再びはい上がっていく姿が痛快な作品となった。
2018年3月に出産し、ドラマの現場から遠ざかっていた武井だが、本作では美貌はそのままに、年齢を重ね貫禄を増した元子を体現。金沢の高級クラブ「アルテローズ」の新人・モモ子として働き始めた元子が同僚たちの嫌がらせにも屈せず、機転を利かせて瞬く間にママの座を奪う過程を魅力的に演じた。
3年ぶりの元子役を鮮烈に演じた武井に、視聴者からも賞賛の声が続々。「武井咲さん美しさに磨きがかかったね。とにかく綺麗!!」「しぐさや目線がいい感じに落ち着いて艶が出た」「店の周年パーティに和服姿で現れた瞬間目を奪われた」「まさにハマり役。いい女優さんになって戻ってきてくれた」といった声が上がる盛り上がりを見せた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)