桂文枝の芸能生活50周年を記念し、3月4日(土)にABCテレビで放送される「桂文枝の鶴瓶もさんまもいらっしゃい!」に、笑福亭鶴瓶と明石家さんまがゲストで登場。番組では初となる文枝、鶴瓶、さんまのスリーショットトークが実現した。
同一司会者による最長トーク番組としてギネス世界記録にも認定された「新婚さんいらっしゃい!」(毎週日曜昼0:55-1:25、テレビ朝日系)で司会を務めるなど、芸能界で活躍し続ける文枝を祝した特別番組。
紋付きはかま姿の3人による口上からスタートしたが、鶴瓶が「文枝のお兄さんというより、三枝兄さんをずっと追い続けて…」と話し始めると、さんまが横からちゃちゃを入れるため、たびたび中断しながら進んだ。
「桂三枝誕生秘話」「テレビ・ラジオの話」「落語家として50年間」などを中心に、文枝のこれまでを振り返りながら思い出話に花を咲かせていく中で、さんまが「僕の方が、つながりは深いですよ」と主張すれば、負けじと鶴瓶も「僕は松竹でもかわいがってもらった」と反論するなど、文枝への愛がヒートアップ。
文枝が出演していたラジオ「MBSヤングタウン」(MBSラジオ)を聞いていたという二人は、当時文枝がラジオで披露していた小噺を次々と披露し、一歩も引かない展開に。文枝がアイドル芸人の先駆けだった当時をVTRで振り返ると、二人が文枝の推薦によって「MBSヤングタウン」への出演が決まったエピソードを明かした。
ほか、文枝が270作を超えるほど作ってきた創作落語にまつわるトークも展開。現在では“三枝”作の創作落語を東西の多くの落語家たちが演じており、鶴瓶は「僕も『湯けむりが目にしみる』と、もう1席をもらっている。でも、三枝兄さんの口調が残ってるから難しい。文枝兄さんの方が面白いからね」と文枝のすごさを語った。
さらに、文枝が「これだけは自慢できるというのは、僕が面白いと思ったのはこの二人だけ。それが超一流の人気者になって、見抜いた僕は偉かったなぁと」としみじみ。
二人を呼んで上方落語協会の行く末を語り合ったなど秘話を告白すると、文枝は「さんまちゃんは、いつでも落語に帰れるし、それを若い人に見せてほしい」とラブコール。鶴瓶も「トークが落語やん」とさんまをけしかけたが、果たして!?
最後に文枝は、「今日まで来られたのは仲間のおかげ。これからも後世に残るような落語をたくさん作っていきたいと思います」と決意を語った。
ほか、インタビューゲストにはさだまさし、片岡愛之助、山瀬まみが登場する。
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