久保田紗友、“良きライバル”役の上白石萌音は「目が合うだけで優しい気持ちになって、浄化されます(笑)」<ボス恋>

2021/01/16 18:00 配信

ドラマ

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)に出演する久保田紗友撮影=大石隼土/スタイリスト=瀬川結美子/ヘアメーク=扇本尚幸

ファッション雑誌編集部を舞台に、普通の幸せを求める安定志向のヒロイン・鈴木奈未(上白石萌音)が、仕事や恋に奮闘する「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)。1月12日に放送された初回では、タイトルの略称「ボス恋」が日本のみならず世界トレンド1位を獲得する反響を呼び、好スタートを切ったほか、奈未とカメラマン・潤之介(玉森裕太)の恋愛模様や、編集長・宝来麗子(菜々緒)のファッションやドSぶりなどが早くも話題になっている。

今回は、同作で奈未の良きライバルで、編集アシスタントの和泉遥(いずみ・はるか)を演じている久保田紗友にインタビューを実施。遥の役づくりや撮影の舞台裏、そして、まもなく迎える21歳の抱負を聞いた。

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)より(Ⅽ)TBS

――遥は「編集者になりたい」という夢に向かって真っすぐに進む編集アシスタントという役どころですが、どのようにとらえて演じていますか?

遥は仕事に対してのモチベーションが高くて、一生懸命でピュアな女性です。わりと強そうに見えますが、プライドが高い所も、自分がまだまだだというのが分かっているからこそ強そうに見せているところはあるのかなって思います。
奈未に対してはちょっとライバル心を抱いているんですけど、遥は目標のために頑張っているので、奈未が怒られて「やりたくないです」と言いながらもバタバタ動いている姿を見て、「やりたくないのに、何でそんなに動けるんだろう」と感じているんです。
でも、自分が困ったときは意外と頼れる部分もあったりして。第1話では、撮影の準備でミスをしてしまった遥が奈未に助けられる場面もありましたし、なんだかんだ奈未にすごく影響を受けていると思います。

――これまでは学生の役が多かったと思いますが、今回は社会人の役に挑戦されていますね。

私は20歳ですが、遥は23歳という設定で、私の経験と比べて空白の3年間があります。
学生の役だと自分が経験してきたことがあるから理解できる部分も多いんですが、そこの3年間は想像するしかないんです。大学に行ったんだろうなとか、編集者という仕事に就くためにいろいろ調べたんだろうなとか、遥がたどってきた人生を想像して、彼女のセリフや行動の背景を考えることを意識しています。

動きも少し押さえて、大人の女性らしさを引き出そうと頑張っています。かといって、23歳といっても精神年齢的には20歳の私とそんなに変わらない部分もあると思います。だから23歳らしいピュアさもあるんだろうなと思って演じています。