久保田紗友、“良きライバル”役の上白石萌音は「目が合うだけで優しい気持ちになって、浄化されます(笑)」<ボス恋>

2021/01/16 18:00 配信

ドラマ

久保田紗友撮影=大石隼土/スタイリスト=瀬川結美子/ヘアメーク=扇本尚幸

「原点回帰」を大切にしたい

――ドラマのこれからの展開にも注目したいですが、久保田さんの意気込みを教えてください。

私にとって今までにない系統の役柄で、今までアプローチしてこなかった久保田紗友の部分でもあるので、そこを新鮮だなと思って見ていただけたらと思います。
大変なご時世ですけど、ドラマを見て、希望を持って明日も頑張ろうって思っていただけたらうれしいです。そう言っていただくためにも、仕事を一生懸命頑張る遥を、私も一生懸命演じたいと思います。

――そして、1月18日が21歳の誕生日ですね。おめでとうございます。20歳は「M 愛すべき人がいて」、「先生を消す方程式。」(共にテレビ朝日系)など、6本のドラマと、映画「サヨナラまでの30分」に出演されて、すごく忙しかったと思います。振り返っていかがでしたか。

ありがとうございます! 20歳は本当に充実していました。緊急事態宣言の2カ月間はお仕事を休んでいたんですけど、その後の密度が濃過ぎて、2年ぐらいたったような感じがします(笑)。
乗り越えなければいけないものはたくさんあったんですけど、一つ一つを楽しめている自分もいましたし、たくさんのすてきな出会いもありました。こんなご時世でも途切れずお仕事をいただけて、それがすごくありがたかったです。

――最後に21歳の抱負を教えてください。

私は常に「原点回帰」を大切にしたいなと思っています。大人になっていくと物事に対する興味がどんどん薄れていってしまう感覚もあって。
何にも興味がなくなってしまう自分を想像したらすごく怖いので、初心に返って、些細なことでも疑問に思ったり、気付いたり、吸収したりする力を改めて感じられるように、アンテナを再び張って一年を過ごせたら、もっと成長できるんじゃないかなと思います。

あとは「学びの一年」にしたいです。「サヨナラまでの30分」の役づくりでピアノを習ったので、余裕ができたらピアノも再開したいですし、語学も始めたいです。自分磨きに通ずるような「学び」をして、それがいつかお仕事の場で披露できたらうれしいですね。


プロフィール

くぼた・さゆ=2000年1月18日生まれ、北海道出身。
「過保護のカホコ」(2017年日本テレビ系)、「鈍色の箱の中で」「M 愛すべき人がいて」「先生を消す方程式。」(いずれも2020年テレビ朝日系)、「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(2020年フジテレビ系)などに出演。

動画配信サービス・Paraviでは、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」のオリジナルストーリー「オー!マイ・ツンデレ!恋は別冊で」を配信中。本編のアナザーストーリーとして、奈未の先輩編集部員役の間宮祥太朗が主演、編集アシスタント役の久保田紗友がヒロインを務め、編集部を舞台にした、もう1つの胸キュンラブストーリーが展開する。

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)より(Ⅽ)TBS


取材・文=Rum