――門脇さんと水原さんは映画「あのこは貴族」で初共演とのことですね。
門脇:はい。実は二人のシーンが少なかったので、撮影中はあまり話せなかったんです。でも多分、希子ちゃんとは趣味が合うと思う。
水原:私も合うと思う! 実は、麦ちゃんはきのこマスターなんです。
門脇:全然まだまだ初心者なんだけど、きのこを観察するのが好きで、よく観察会に行ったりします。希子ちゃんは苔が好きなんだよね。きのこってだいたい苔と一緒にあるんですけど、きのこを探しに行く時に苔を見ては希子ちゃんを思い出してます(笑)。
水原:わたしも! きのこを見るたびに麦ちゃんを思い出してます。
インスタ経由で麦ちゃんがきのこ好きだと知って、お互いきのこと苔の写真を送り合うようになったんです(笑)。撮影中はこういう話まではできなかったんですけど、それでも初対面にもかかわらず緊張しなかったんですよ。相性良かったよね。
門脇:うん!
――門脇さんから見た美紀の魅力、水原さんから見た華子の魅力を教えてください。
門脇:美紀の経歴的にどうしても重たくなってしまう部分はあると思うんです。でも希子ちゃんが演じた美紀を見ると、悩んでいる部分はありながらもどこか軽やかで、この子はこれから跳躍していくんだろうという未来が予想できて。その軽やかな部分が映画を根本から明るくしてくれたんじゃないかなって思いました。
水原:華子は最初、自分自身や家族にがんじがらめになっています。でも、その後自分や周りと戦って生きて行くのがかっこいいと思うんですよね。美紀とは違うかっこよさだと思います。
門脇:お互いに憧れの存在なんだと思います。憧れの人やかっこよく見える人にも、似たような葛藤がある。そういうことなんじゃないかな。
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