個性豊かなキャラクターが多数登場する観山家で唯一の女性・舞を演じる江口は、「面白い方たちばっかりで、撮影はすごく楽しいです」とコメント。また、舞の夫で、自称ラッパー兼ラーメン店経営者を演じるロバート・秋山について聞かれると、「秋山さんはすごく紳士な方で、一緒にいて楽しいですね」と、現場での様子を明かした。
そして長瀬や宮藤とこれまでにも多数タッグを組んできた桐谷と西田。
桐谷は「僕は宮藤さんの脚本では、“緑色の鬼”とか、“妄想しまくっている係長”とか、“小さなTシャツを着ている男”とか、ちょっと変わったキャラクターが多かったんです。でも今回、脚本を読んで『こういう役を任せていただけるんだ!』とすごくうれしかったことを覚えています。
長瀬くんとは個人的にも付き合いが15年ぐらいありまして、今回演じる寿限無と寿一も幼いころからの間柄ということで、その空気感を自然に作れることはありがたいです。でも、そこに甘えず、もっといい空気を出せるよう一生懸命演じさせていただいています」と、熱く語った。
また、西田は「本当にうれしいオファーでした。オファーを頂いた時、渡りに船というか、二つ返事で引き受けさせていただきました。長瀬くんは頼りになる男なんですよ。今、40代ですけど、われわれ70代からみて、最も働き盛りで遊び盛りの世代ですよね。その世代になった長瀬くんが、表現者としてどのようなことを思って、どういうことを表現するのか、とても楽しみです」と、期待を述べた。
続けて、「(今回の企画は)長瀬くんが宮藤さんに相談を持ち掛けて、生まれたと聞いていますので、そういう意味では本当に頼りになる2人が立ち上げてくれたドラマだと思います。能とプロレスを一緒にするっていう発想がまずすごいでしょ!」と語った。
登壇した出演者のコメントを受けた宮藤は「とてもうれしいです。第1話を見たのですが、素晴らしかったです!」と、深々とお辞儀。また、今回の作品の設定について「長瀬くんには、いつかプロレスラーの役をやってほしいなと思っていたんです。プロレスって、表情も動きも大きく見せるじゃないですか。技を食らった時のリアクションとかが、長瀬くんにピッタリなんじゃないかなって」と明かした。
会見の最後に、長瀬は「『俺の家の話』は、連続ドラマのキャパシティーを超えているんじゃないかと、個人的には思っています。(出演者一同)笑わせたいわけでも、泣かせたいわけでもなく、ただ面白いものを作りたい一心で今までやってきましたし、今も同じ思いでやっています。それぞれが自分に正直に表現しているので、毎週楽しんで見ていただけたらうれしいです」と思いを伝えた。
金曜ドラマ「俺の家の話」は、1月22日(金)夜10時から放送。
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