“リュウソウゴールド”兵頭功海&“リュウソウブルー”綱啓永が「遺留捜査」にリレー出演

2021/01/21 06:00 配信

ドラマ

兵頭功海はベテラン杜氏・肥後平助(中西良太)の弟子・諏訪剛志を演じる(C)テレビ朝日

毎週木曜に放送中の「遺留捜査 第6シリーズ」(夜8:00-8:54、テレビ朝日系)の第2話(1月21日[木]放送)、第3話(1月28日[木]放送)に「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(2019~2020年テレビ朝日系)で活躍した兵頭功海(ひょうどう・かつみ)と綱啓永(つな・けいと)が、連続ゲスト出演することが分かった。二人は共にミステリードラマ初出演となる。

同ドラマは、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁する刑事・糸村聡(上川隆也)の活躍を描く物語。

兵頭は第2話で実年齢より一回り以上年上の杜氏を熱演


第2話で糸村たち“特対”メンバーが挑むのは、外食産業のキャリア女性・姫野美那子(加藤貴子)が殺された事件。彼女は生前、“幻の銘酒”を作る老舗酒蔵の若き女性社長・野澤ひかり(阿部純子)に業務提携を持ちかけ、もめていたことが発覚する。そんな中、糸村は被害者が所持していた古びたパペット人形に注目し、事件を解決へと導く。

騎士竜戦隊リュウソウジャー」でカナロ/リュウソウゴールドを熱演した兵頭がこの第2話で演じるのは、ベテラン杜氏・肥後平助(中西良太)の弟子・諏訪剛志(すわ・つよし)。剛志は高齢の平助の身体を気にかけ、酒蔵を守ろうと奮闘するひかりを支える真面目な男だ。

「演じる上で一番心掛けたのは、師匠の平助さんとの関係性です。平助さんは剛志を弟子として信頼してくださっていますし、剛志も平助さんをものすごく慕っているので…」と、兵頭は師との“絆”を軸に役柄を構築。

しかも剛志は35歳という設定で、現在22歳の兵頭にとって一回り以上年上のため“年齢感”にも気を配り、「年相応の落ち着き、見た目、言葉の発し方などを心掛けました」と、真摯に演技に取り組んだ。

撮影期間中、第3話にゲスト出演する綱から「次の第3話のゲスト出演が決まった!」と連絡が入ったそうで、「第3話もものすごく楽しみにしています。絶対見ます」と、“盟友”にエールを送った。

第3話で人気モデル役に挑む綱は減量して現場入り「兵頭は刺激をくれる存在」


そして第3話では、特対のリーダー・佐倉路花(戸田恵子)の亡き友人の妹で、元警察官の前園由紀(黒川智花)が遺体となって見つかる事件が発生。そんな切ないストーリーの中、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」でメルト/リュウソウブルー役で人気を博した綱は、気鋭のモデル・柊登夢(ひいらぎ・とむ)役に挑む。

人気上昇中の新進モデルを演じることとなった綱は「まず見た目から変えなきゃなと思い、ジム通いと食事制限をして、3kgほど体重を落としました」と、モデルらしいたたずまいをストイックに追求。

また、一足早く出演する兵頭のことを同い年ながらリスペクトしていると語り、「毎回、役をとても大事に演じているので今回もどのように演じているのかとても楽しみにしています」とメッセージを返した。

緊張をほぐしてくれた上川隆也、永井大の気遣いに感謝しきり


そんな二人は前述のとおり、ミステリードラマ初挑戦であり、伝統ある“東映京都撮影所”での仕事も初めて。

緊張気味の兵頭&綱を誰よりも温かく迎えたのは“座長”の上川で、兵頭は「空き時間など優しく接していただき、一緒にお芝居できて幸せでした…」と、上川との共演にただひたすら胸がいっぱいだった様子。綱も「印象に残っているのが、上川さんがポッと顔を出して“おはようございます”と笑顔で言ってくださったこと」と、大先輩の気遣いに感激していた。   
 
さらに、二人が心強い存在として挙げたのが、特対メンバー・雨宮宏役の永井大。永井はスーパー戦隊シリーズの先輩(「未来戦隊タイムレンジャー」[2000~2001年テレビ朝日系]に浅見竜也/タイムレッド役で出演)であり、2020年には「騎士竜戦隊リュウソウジャー」にもゲスト出演し、兵頭&綱と共演した間柄。

兵頭は「初の京都での撮影だったので緊張などもありましたが、永井さんが和ませてくださいました」と大感謝。永井と共演シーンもあった綱は「“撮影風景のシーンのあのポーズ良かったねぇ”と褒めてくださいました(笑)」と、改めて永井の優しさを感じたことを打ち明けた。