1月26日(火)放送「セブンルール」(毎週火曜夜11:00-11:30、フジテレビ系)は、「田舎で暮らすSP」第2弾。夫との結婚を機に都会を離れて限界集落に移住。自然の甘みを追求した極上のあんこを作り続けるあんこ職人・竹内由里子さんに密着する。
中国山地の麓にある岡山・美作(みまさか)で、「あんこや ぺ」を営む彼女。生まれも育ちも関西だったが、結婚を機に大阪を離れ、美作市の中心部から車で30分ほど山間に向かった場所にある、住民およそ30人の限界集落に移住を決めた。
「誰とどんな生活をするかの方が大事」と語る彼女は、昨年美作市内の歴史ある町の一角に、築120年の古民家をリフォームして喫茶店を開店した。店名「ぺ」の由来は、彼女のあだ名。「かっこいい名前だと名乗るのが恥ずかしい」と思って名付けたと明かす。
短大卒業後、保育士として働いていたが、30歳を前に自分の可能性を求めて、偶然始めたのがあんこ作りだった。「結構うまくいったので、周りの人に食べてもらった」のをきっかけに、週に一度大阪のシェアキッチンを借りて販売。素朴な甘さを追い求めるうちに、保育士を退職し、人生を懸ける決意をした。
ところが、美作で地域おこしの仕事をする夫との結婚を機に、夫の暮らす限界集落へ移住することに。「大阪にいたら自分で店をしようとは思わなかった」という彼女が、ためらいなく移住を決めた理由を明かす。
またカメラは、あんこ職人としてのこだわりだけでなく、夫婦関係や、温かく迎えてくれた住民との交流など、人との触れ合いを大切にする彼女の田舎暮らしを映し出す。常連客に、かつての友人など、彼女の店には多くの客が集まるが、接客からあんこ作りまで、どんなに忙しくても全て1人で行うと決めている。その決心には過去のある後悔が込められていた。
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