新世代アニソン歌手・大原ゆい子、新曲MVの思い出は“足湯”!?

2017/02/27 08:00 配信

音楽 インタビュー

「リトルウィッチアカデミア」のエンディングテーマを歌う大原ゆい子

2月22日に2ndシングル「星を辿れば」をリリースした、新世代のアニソンシンガー・大原ゆい子にインタビューを行った。

「星を辿れば」は1月からスタートしたTVアニメ「リトルウィッチアカデミア」(TOKYO MXほか)のエンディングテーマに起用されており、視聴者からも大きな反響を呼んでいる。

そんな彼女に、デビューのきっかけやアニメソングに対する思いなどを語ってもらった。

――まずは自己紹介をお願いします。

千葉出身のO型です。「ドラえもん」(テレビ朝日系)が子供のころから大好きです。あとは漫画が好きで、さくらももこさんの作品が好きですね。

――割とアニメや漫画には触れてきた方ですか?

そうですね。ドラえもんをはじめ、スタジオジブリ作品など、小さいときからかなり見ていたので、とてもなじみ深いです。

――プロフィルを拝見しましたら、3歳のときにエレクトーンをやっていたんですね。

はい。ヤマハ音楽教室で、その幼児科というのに通っていました。あまり覚えていないんですけど、母の話だと小さいころから歌うのが好きだったらしくて(笑)。エレクトーン自体はあんまり好きじゃなかったんですけど…(笑)、歌う授業もあったので通っていました。

――その頃から歌手になりたいと思っていましたか?

特に絶対歌手になりたい!という思いがあったわけではなかったですね。その時その時でいろいろな職業になりたいと思っていたんですけど、心のどこかで歌うのが好きっていうのはずっとありました。

――ちなみに他になりたい職業は何だったんですか?

小さいときは幼稚園の先生とか、小学生のときには、学校に来て演技をする旅芸人の人たちに憧れて役者になりたいとか、ゲームの音楽を作る人にもなりたいとか、警察になりたいとか、いろいろな夢がありました。

――ちなみにギターは独学ですか?

はい。母が持っていたのが家にたまたまあって、ギターを弾いてみたいなって思う人の曲ばかり聴いていたので、それで始めました。

――その当時聴いていた曲では何が印象に残っていますか?

スピッツさんやYUIさん、あとは平川地一丁目さんがちょうどはやっていた時期だったんですけど、そのとき「ギターって格好いい! 私もやってみたい!」って思いました。そうしたら家にあったので、すぐにやれました(笑)。

やりたいときにあってとてもありがたかったですね。ですので、きっかけは家族がくれたのかなと思います。

――周りに音楽仲間のような人はいましたか?

高校時代は周りにバンドをやっている人がいなくて、そういう話をする人もいなくて、ライブってどうすればいいのかとか、楽器をアンプに差すとかも分からなかったので、これは専門学校に行くしかないなって感じでした。それに高校生のときにオーディションをいろいろ受けていたんです。

そのとき会ったシンガーソングライターの女性がすごく格好良くて、私もあんなふうになりたいってなって、専門学校に通っていると聞いたので、どんな感じなのかと聞いて参考になりました。進学するつもりはなかったんですけど、その話を聞いてから、イチから教えてもらうという意味で専門学校に通いました。

――やっぱり独学とは違いましたか?

ちゃんとしたギタリストの人に教えてもらっていたので、全然違うなと思ったんですけど、自分がギターは下手だと思った瞬間、ピアノの方がいいんじゃない?って先生に言われてしまって…。専門学校にはギターをするために入ったはずだったんですけど、途中からピアノコースに変更しました。

ピアノは嫌いだったんですけど、ピアノで弾き語りができるようになりました。

――曲作りは独学でコツコツやってきた感じですか?

完成はしていないんですけど、高校生のころから歌詞だけを書くとか、ワンフレーズだけ作るとか、こつこつ作っていました。

――曲作りは点と点が線になるじゃないですけど、いろいろ集めて1つになるという感じですか?

そういう曲もありますが、私は割と一気にバンッと作っちゃうのが多いですね。イチから一気に作ります。