有村架純「忙しかったんだよね」自虐気味の菅田将暉を優しくフォロー

2021/01/26 21:09 配信

映画

有村架純が菅田将暉と前回共演したときの印象を明かした

映画「花束みたいな恋をした」公開直前イベントが1月26日、都内で開催され、W主演を務める菅田将暉有村架純土井裕泰監督が登壇した。

同作は、「東京ラブストーリー」(1991年、フジテレビ系)、「最高の離婚」(2013年、フジテレビ系)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016年、フジテレビ系)、「カルテット」(2017年、TBS系)など、多くの連続ドラマを手掛けてきた坂元裕二が脚本を担当。2020年の東京を舞台に、井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った麦(菅田)と絹(有村)の5年間の物語を描く。

今回、観客を前にした初めてのイベントになるが、菅田は「ありがとうございます。いい日にしたいですね。短い時間ですけど、この日を楽しんでいきたい」と感慨深い様子であいさつ。有村は「大変な日々が続いていますが、わざわざ劇場にお越しくださってありがとうございます」と感謝し、「ほんの少しの時間ですが、楽しんでいただけたら」と爽やかな笑みで呼び掛けた。

坂元が初めて映画オリジナルのラブストーリーを手掛けたことも話題になっている同作。「他の作品とは異なる役へのアプローチがあったか?」と聞かれた菅田は、「今回みたいなラブストーリーは初めてに近かったので、ドキドキする瞬間の表情とかは土井さんに演出してもらって『あ、なるほど』って感じでやって。それは新鮮でした」と回顧。

撮影は、劇中のシーン順に行われたそうで「そのおかげで、計算せず、素直に2人の楽しいことや悲しいことがある日常を経験している感じで撮影ができました」と笑顔で振り返った。

また、土井監督は演出面でのこだわりを問われ「何も大きなことが起きない話。いい意味で2人がそこらにいる子たちにちゃんと見えるようにしていました」と言い、「ブロックで順番に撮ったことで、麦と絹と同じく撮影してる僕たちも一緒に時間を過ごしてきてるので、ストーリーが進むにつれ、彼らと同じ感情が芽生えてくるのがすごく面白かったですね」と当時の心境を打ち明けた。