菅野美穂、高畑充希、尾野真千子出演、映画「明日の食卓」特報映像&ティザービジュアル解禁「息子を殺したのは、私ですかー?」

2021/01/27 14:35 配信

映画 芸能一般

「明日の食卓」が10年ぶりの映画主演となる菅野美穂(C)2021「明日の食卓」製作委員会

2021年春公開、椰月美智子原作(角川文庫刊)、瀬々敬久監督、映画「明日の食卓」の特報映像とティザービジュアルが解禁された。

10年ぶりの映画主演となる菅野美穂が、フリーライターでふたりの息子を育てる留美子役として、やんちゃ盛りの息子たちを育てながら、仕事復帰を目指す母親をパワフルに演じる。

また高畑充希が、シングルマザーで大阪に暮らす加奈役として、若くして子どもを産み、日々、非正規の仕事をかけ持ち、時間に追われながらも、息子のために健気に生きる姿を見せる。

そして尾野真千子が、年下の夫と優等生の息子に囲まれ、一見、何不自由なく幸せを手に入れているあすみを丁寧に演じている。

子を持つ親なら誰もが直面するであろう社会問題を、瀬々監督の下、女優陣が見るものの問題意識を喚起しながら、ハラハラドキドキ感とともにクライマックスへと向かわせ、ラストには希望の光を見出してくれる。

今回、解禁された特報映像では、同じ「石橋ユウ」という名前の息子を持つ3人の母親が、それぞれの息子と生き生きと暮らす様子が映し出される。

しかし、「ひとりのユウ君が母親に殺される」ことで映像は一変し、「全部全部全部ゲームなんだ」とある息子の思いが暴かれ、3人の母親は前半の映像とはまったく異なる表情を見せる。

最後には、激しく声を上げる菅野演じる留美子をはじめ、女優陣の鬼気迫る演技が見るものを圧倒する。

加えて、3人の母親一人一人を収めた、3種類のティザービジュアルも解禁された。「息子を殺したのは、私ですかー?」という言葉とともに、笑顔に見えるが、切り取られた部分によっては異なる表情をしている母親達の、育児、仕事、交友関係、さまざまな場における顔を持つ多面性を表し、この壮絶なドラマが“誰にでも起こりうる”ことを訴えかける。

それぞれの「石橋家」が交錯し、明るく幸せな生活が思いもよらない方向へと向かっていく。

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