坂元裕二、菅田将暉は「もっと怖い人だと思っていた」キャスト陣の芝居には「ちょっと泣きましたね」

2021/01/29 21:22 配信

映画

映画「花束みたいな恋をした」初日舞台あいさつが1月29日に都内で開催され、土井裕泰、菅田将暉、有村架純、坂元裕二(写真左から)が登場

映画「花束みたいな恋をした」初日舞台あいさつが1月29日、都内で開催され、W主演を務める菅田将暉有村架純、メガホンを取った土井裕泰監督、脚本を務めた坂元裕二が登壇した。

同作は、「東京ラブストーリー」(1991年、フジテレビ系)、「最高の離婚」(2013年、フジテレビ系)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016年、フジテレビ系)、「カルテット」(2017年、TBS系)など、多くの連続ドラマを手掛けてきた坂元が脚本を担当。2020年の東京を舞台に、井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った麦(菅田)と絹(有村)の5年間の物語を描く。

全国の劇場321館への生配信という形で行われた同イベント。菅田は「このタイミングで公開することは、本当に大きな意味があると思います」と感謝し、「エンターテインメントとして皆さまに愛してもらえることを願っております」とあいさつ。

有村は「無事に公開する日を迎えられたことが何よりですし、こうして登壇できて本当にうれしいです」と笑顔を見せ、「ちょうど1年前が撮影だったのですが、とても懐かしくもありつつ、あっという間だったとも思います」と感慨深い様子で明かした。

坂元は、オリジナルのラブストーリーを映画で手掛けるのは今作が初めてになるが、「自身が関わってるので恥ずかしいですが、素直に染みてちょっと泣きましたね」と打ち明け、「俳優さんが演じてくれた時点で自分が書いたことを忘れてしまうので、麦と絹を見て感動しました」と告白。また、3人に対して「素直に感謝の一言です」と神妙な表情で口にした。