中条あやみ“来美”の強さと芳根京子“美亜”の裏切り…極限状態で描かれる人間ドラマ<君と世界が終わる日に>

2021/02/01 11:21 配信

ドラマ

「君と世界が終わる日に」第3話より(C)NTV

竹内涼真主演ドラマ「君と世界が終わる日に」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系) 。1月31日放送の第3話は、化け物がまちをさまようなかで互いに再会したいと頑張る主人公・響(竹内)と恋人の来美(中条あやみ)の一方で、本話から登場した芳根京子演じる美亜が見せたラストの行動は衝撃を呼び、一時Twitterの国内トレンド1位に上昇した。(以下、ネタバレがあります)

化け物と対峙する来美の強さ


日本テレビとHuluの共同製作による本作は、主人公・響が恋人と再会するために、死と隣り合わせの終末世界を生き抜く姿を描くサバイバルラブストーリー。地上波ゴールデンタイム連ドラとしては日本初の本格ゾンビ作品となる。

前回の第2話の最後で、響は生存者たちと避難所となっていた自衛隊駐屯地にたどり着いたが、警察官でグループを統率してきた本郷(大谷亮平)が銃で撃たれて亡くなり、多くの視聴者を絶句させた。しかも、第3話では、自衛隊内部で虚偽の報告により響たちがテロ集団とみなされていることが明らかに。そして響たちは、化け物が占拠する封鎖区域の外・横浜を目指して進み、あるショッピングモールに逃げ込むというストーリーが展開した。

そんななか、響の恋人・来美は自衛隊駐屯地で保護されていたが、“テロ集団”とされたなかに響がいることを確信。見つけ出すために化け物=ゴーレムを研究するためのサンプル採取に同行し、駐屯地の外に出ることを願い出た。

危険なサンプル採取に同行するための試験として、生きたゴーレムに注射器を打って血を取り出すことができるか試されることになった来美は、自分の血でゴーレムの注意をそらす作戦で成功させた。

響に会うがための来美の行動。中条の大きな瞳の奥に、来美の強さが光った。