さて、響たちが逃げ込んだショッピングモールでは、人気女優の美亜(芳根京子)が助けを求めてきた。そんなとき、響たちのグループは仲間割れを起こして、1人で離れた場所にいた佳奈恵(飯豊まりえ)がショッピングモールにいた日本刀を手にした生き残りのグループ「刀集団」に人質に取られてしまった。刀集団は、人質と引き換えに等々力(笠松将)が持つ銃を要求する。
助けを求める前に刀集団と行動を共にしていた美亜を信じきれない響。美亜は、当初、恋人と一緒で、刀集団に守られていたが、恋人がゴーレムになったことで「殺せ」と言われ、とある場所に隠していたことを涙ながらに語った。
美亜も仲間に入れ、佳奈恵を救出するために作戦を練る響たち。作戦が功を奏したかに思えた時、美亜の裏切りが発覚。刀集団のスパイだった美亜は「この世界では、信じたほうが負けなの」と言い放った。
来美の愛する人を思うまっすぐな強さと対照的に、涙の告白からの裏切りを見せた美亜。さすが“女優”というところなのか。これには視聴者からも1話のなかで振り幅大きく演じた芳根のヒールぶりに「そうきたか」「意外な役で驚いた」「まんまと騙された」「演技力がすごい」といった声が寄せられた。
ゾンビ作品の“あるある”のひとつにもなるが、生き残ったもの同士での対立で、人間の怖さを一段と感じさせる回となった。
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