北川と中村は同じ年齢になるが、2人が共演してお互いから刺激をもらった部分を明かす一幕も。
北川は中村について「動じないところ」と答え、「監督がプランを変えられることもありましたが、涼しい感じで『分かりました』とすぐできる。宣伝でバラエティーやイベントに出るときも、私はギリギリまで台本を見るなど緊張してるんですけど、(中村は)『別に楽しんでいればいいんじゃん』という感じですごくドンとしているので、緊張しない方なのかな。また、見てると、私が安心もできるので、同じ年だけど、すごくお兄さんっぽい感じがして。すごく落ち着いていますね」と絶賛。
それを受け、中村は「『紅白(歌合戦)』出たときは緊張しましたけどね」と苦笑いしつつ、「こういう場は(記者が)宣伝しようと集まってくださっているので。とてもステキな記憶に残る記事を書いてくださる方々。いつもありがとうございます。楽しみにしていますね」とニヤリとし、記者にプレッシャーかけつつ、「こういうところでは緊張しないですよね」と爽やかな笑み。
一方、北川については今作での大学時代と社会人時代が別人のようだったと言い、「役作りがすごい。入ってるところがあり、オーラが違った。景ちゃん自身も現場にいるとき別人だった」と北川の役作りについて絶賛。
また、「リハーサルをやるとき、僕はやってみて探ろうみたいな感じで現場に行くんですけど、景ちゃんや芳根さんは最初からキャッチャーミット構えてる感じで、プロだな」と北川の真面目さを感じるエピソードを披露した。
恐縮しつつもそれを聞いていた北川が、中村に「逆に抜きどころを分かってるから、こういう感じで私も器用にやりたいって思う。私は不器用なので、見習いたいです」と語ると、中村は「俺は少しでも少しでも楽をしようと思って生きてるから」と苦笑い。
さらに、北川が「でもやるときはバシッとやられる方なので」と語ると、中村は「(お互い)たくさん刺激をもらいました」と笑顔で明かしていた。
映画「ファーストラヴ」は2月11日(木)全国公開。
◆取材・文・撮影=TAKAMI
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