これまでの撮影を振り返り、数々の出演者との共演を長谷川は「今回、『麒麟がくる』に出演されているほとんどの役者さんたちとご一緒することができました。どれも貴重な体験で、実に多種多様な組み立て方、演じ方があるなと、多くのものを吸収させていただきました。いわば明智光秀は、さまざまなキャラクターから刺激を受けて作られていった集合体だったと言っても過言ではありません」と明かした。
そして、最終回の見どころを長谷川は「最終回では、みなさんが期待してくださっている『本能寺の変』が描かれます。この作品の中で新しい明智光秀を描いてきましたが、『本能寺の変』に関してもこれまでにない新しいものになるのではないでしょうか。なぜ、光秀は『本能寺の変』に至ったのか。見てくださる皆様に、その心の機微を感じ取っていただけたらうれしいです」と見どころを語った。
さらに、制作統括の落合将も最終回の見どころのコメントを寄せた。落合は「いよいよ本日、『麒麟がくる』最終回『本能寺の変』が放送されます!長かった明智十兵衛光秀の旅も、ついに終着点を迎えます。『大きな国』を求めて、ときに親友のように、ときに兄弟のように二人三脚で歩んできた光秀と信長のコンビが、麒麟を求めて歩み切った道の果てに見たものは、いったい何だったのか?光秀は一体どんな選択をするのか。すべての謎が本日の放送で解き明かされます!固唾をのんで、是非ご覧ください!」とアピールした。
宿敵・武田家を打ち滅ぼした戦勝祝いの席で、光秀は信長から理不尽な叱責を受け、饗応役(きょうおうやく)の任を解かれる。
追い打ちをかけるように信長は、光秀と縁深い四国の長宗我部征伐に相談もなしに乗り出すと告げる。「殿は戦の度に変わってしまった」と、その行き過ぎた態度をいさめる光秀に、「己を変えたのは戦ではなく光秀自身だ」と信長は冷たく言い放つ。そしてついに、ある究極の命令を光秀に突き付けたのだった。
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