――「デジタル紙芝居」はアナウンサーの皆さんの呼び掛けで始まったそうですが、具体的にどのようなきっかけで始まりましたか?
今までもフジテレビアナウンサーはCSR活動の一環として“あなせん”という取り組みを積極的に行ってきました。小学校に出向いて、一緒に発声練習などをして「人前で話すことはすごく楽しいこと」、「話すことや聞くことが上手になるとコミュニケーションが上手にとれるよ!」ということを、プロの話し手として伝える活動です。
ですが、今はコロナ禍で従来のように活動ができない中、フジテレビアナウンサーとして何かできないかと考えて、私たちの声と、テレビ局なので美術チームや制作チームの皆さんと力を融合して、デジタル紙芝居でおうち時間が少しでも楽しくなるような、役に立てるものが作れたらいいなと企画したのがきっかけです。
アナウンサーが発起人となり、美術チーム、制作チームが賛同してくれたことで、フジテレビならではのデジタル紙芝居が誕生しました。
――永島アナはどのような思いでこのプロジェクトに参加していますか?
私は第6回の「手袋を買いに」という物語に参加しましたが、朗読自体が初挑戦! 他のアナウンサーが参加している第1回から第5回までの作品を全て見て必死に勉強しました。
皆いつもの声と全然違って、朗読ってこんなに新たな挑戦になるのだなと感じながら見ていました。
この「手袋を買いに」は有名なお話でもあるので、すごくワクワクした気持ちで臨みましたが、先輩や後輩が挑戦した今までの作品を聞いているがゆえに、少しハードルが上がり過ぎていて。自分にできるかなとドキドキで本番を迎えました。
なかなか朗読する機会もないので、貴重なチャンスとして思い切ってやったというのが本音です。
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