「その女、ジルバ」に大和田獏が池脇千鶴の父親役で出演決定『娘の幸せが一番大事』

2021/02/18 07:00 配信

ドラマ

「その女、ジルバ」第7話より(C)東海テレビ

体力、記憶力が持つまで、役者の本分を尽くしたい


――ドラマに沿うと「70歳はまだまだ」ですが、大和田さんご自身は古希を迎えられてから新たに始められたことがありますか?

娘に勧められて、古希を迎えてからインスタグラムを始めました! それから、長期入院している子供たちに向けて歌などを配信しているボランティア団体に娘と参加して朗読をしました。

僕は朗読が好きで、いつかさまざまな場所に出向いて家族や子供たちに物語を聞いてもらうような“お話おじさん”になりたいと思っていたんです。機会があって参加したボランティア活動がとても楽しかったので、今後も続けていきたいなと思っています。ボランティア活動のように、この年になっても知らないことはたくさんあるなと思いますし、自分から進んで周りに目を向けることは大事だと思っています。

特に今のご時世の中で、見えていなかったものが見えてきて、僕にも何かやるべきことやできることがあるのだな、と感じています。やはり僕は役者なので、体力、記憶力が持つまで、役者の本分を尽くしたいと思っていますね。

――今後も元気でいるために、何か気をつけていることはありますか?

最近お酒を減らしたのと、あとは運動をするように気をつけています。例えば速足でウオーキングを50分~1時間ぐらいしているのですが、気分転換にもなり楽しいですね。

――視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。

あまり出番は多くはありませんが…(笑)。親子の情愛、娘を思いやる気持ちをくみ取っていただけたらうれしいなと思います。

「その女、ジルバ」第7話あらすじ


大みそか、「OLD JACK&ROSE」で大掃除をしていた新(池脇千鶴)の前に現れたのは、クリスマスにもやってきた白浜(竹財輝之助)。ブラジル育ちの白浜は、ある目的があって店を訪れていた。

その夜、幸吉(品川徹)や真知(中尾ミエ)が語って聞かせたジルバ(池脇・2役)の過去は、かつて地球の裏側で起きた悲劇の物語だった。

年が変わり1月、新は故郷・福島へ。地元でカフェを始めた弟・光(金井浩人)の激励のため、そしてもう一つ、新は実家の両親にどうしても伝えなければいけないことがあった。