犬飼貴丈主演で「絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男」がドラマ化されることが決定。3月27日(土)に、CSテレ朝チャンネル1でスペシャルドラマとしてオンエアされる。
「絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男」は、2019年の「WEB漫画総選挙」で第4位を獲得し、2020年12月に祥伝社からコミック第2巻も発売された不条理BLギャグ漫画。
自分がBL漫画の世界の住人だと気付いてしまった主人公の男、通称・モブ。どうしても女の子が好きで、彼女を切望しているモブは、迫りくるイケメンたちからの“LOVE攻撃”を回避するため、参考文献(=BL漫画)を大量に読み漁り、次から次へと立ちまくる“BL恋愛フラグ”、恋に発展しそうなシチュエーションを鮮やかに交わしていく。
ふんだんに盛り込まれた“BLあるある”と、常に巻き込まれがちな主人公の心のつぶやきが面白いと話題を呼び、TwitterなどのSNSやpixivで大きなムーブメントを起こした。
モブは、登場人物たちが必ずBLになってしまうBL漫画の世界の中に生きている人物。“モブ”という役柄が示す通り、主役などではなく、あくまで群衆の中の1人、いわゆる“その他大勢”。なぜ主役にはなれないのか、それはモブがいたって平凡な顔、いたって平凡なスペックの持ち主だから。
もちろん両親も弟も、どこに出しても恥ずかしくない“モブ”なため、自分がこのBL漫画のメインキャラに躍り出ることなど決してないと思っていたが、ある日弟の綾人から「親友だと思ってたやつから告られた」と報告を受ける。
「このままでは、自分までもが当事者になってしまう!」そう危ぶんだモブは、自分だけは踏みとどまろうと固く決意。だが、そんな決意をあざ笑うかのように、モブの周りで次々とBL漫画にありがちな“恋の始まりシチュエーション”が繰り広げられていく。
かくして、絶対BLになってしまう世界において、絶対にBLになりたくないモブの奮闘の物語が始まる。
ちょっとした日常の出来事でも、すれ違うだけでBL事案が勃発しそうになるスリル。妄想BLと直球BLのすき間を縫うメタBLの世界を描く、これまでになかった新感覚BLドラマとなる。
なお、主人公・モブ役の犬飼に加え、ゆうたろう、伊藤あさひ、塩野瑛久、北村諒ら、ドラマや映画、舞台で活躍するキャスト陣が集結している。
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