――それぞれの役は、ご自身から見てどのようなキャラクターだと思いますか?
奥仲:自分のことよりも友人を優先してしまう。不器用ながらもその一生懸命さがいとおしくてかわいらしいキャラクターだなと思います。
岐洲:おおかみのようなイメージです。肉食過ぎるところはありますが、後先を考えずにまずは行動する部分などは見習いたいと思います。
――ご自身と似ている部分はありますか?
奥仲:かけ離れている部分は全くなくて、杏に共感できる場面がたくさんあります。
岐洲:意味もなく自信があるところ、真っすぐなところは似ているかもしれません。
――役作りはどのようなことをされましたか?
奥仲:時間もなかったので監督さんはあまり考え過ぎずやってくれるといいよ、と言ってくださいました。酒見監督とお話させていただいてるときに「ももいろ あんずいろ さくらいろ」のタイトルを花言葉に代えたら「桃色=私はあなたのとりこ」「杏色=臆病な愛」「桜色=純潔」という意味があることを教えてくださって。杏の成長していく姿を一生懸命に演じたいなと思いました。
岐洲:まずは、原作の漫画を購入したのですが、あまりにも女性向けの内容だったので、正直、付いていけませんでした(笑)。監督から、「ノリでやってみてほしい」と言われたので、細かいことは考えずに演じようと心掛けたつもりです。役作りとまではいかないですが、哲也の声のトーンについては、極力低い声を出すように意識しました。
――もし、奥仲さんが実際に恋に落ちるなら、強引で“俺様”な哲也、優しく社交的な翔、どちらのタイプの男性を好きになりますか?
奥仲:私は自分からグイグイと行けないので、強引に来て頂ける方が好きになることが多いなあと思います。
――もし、岐洲さんが実際に恋に落ちるなら、自分を後回しにしてばかりの優しく不器用な杏、したたかだが華やかな有香、仕事のできるクールな環、どのタイプの女性を好きになりますか?
岐洲:不器用で優しい杏タイプを好きになると思います。ほっとけなくなると思います。
――恋と友情の狭間で揺れるストーリーですが、お二人なら恋と友情どちらを優先しますか?
奥仲:私は友情をとると思います。親友であればある程友だちを選びます。好きだったことをなしにしてしまうと思います。
岐洲:恋を優先します。それで壊れてしまうような友情はいらないと思います。
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