デビュー25周年イヤーの相川七瀬、バースデーライブ開催 織田哲郎との楽曲制作を発表

2021/02/19 11:36 配信

音楽 芸能一般

デビュー25周年イヤーを迎える相川七瀬(C)田中和子、Y-tomine

ロックディーヴァの称号を持つ相川七瀬が、バースデーライブを東京・渋谷Duo Music Exchangeで2月16日に開催し、2021年初となるライブツアー2021「ROUTE77」を完走した。

2020年の夏のツアーは中止となり、7月7日に無観客生配信ライブを行った相川だが、デビュー25周年イヤーとなる2021年は、厳重な感染防止対策をした上で、有観客でライブを開催した。

ライブは、「恋心」「LIKE A HARD RAIN」と勢いよく続けて始まった。

また冬のツアーは、例年バラエティーに富んだ内容で開催されているが、今回も1970年代の「プレイバック part2」からLISA「炎」など、新旧さまざまなカバーソングが続くセットリストで、ファンを楽しませた。

MCでは、25周年を振り返りながら、「タイで20年以上前の楽曲『バイバイ。』のリミックスが制作されたと聞き、織田哲郎さんの曲が時間を超えて、遠く離れた国でも流れているのはすごい」と感心しながら、オリジナルバージョンを披露した。そして、シンガー相川の生みの親ともいえる織田と、ひさびさの楽曲制作を計画していることも明かした。

後半戦も「Sweet Emotion」や「BREAK OUT!」などの曲が続き、恒例となったバースデーセレモニーも行いながら、ラストは「ダリア-She Knows Love-」でライブは幕を下ろした。

こうしてリアルのライブができることを心から感謝し、ステージの相川自身も、集まってくれたファンも、1曲1曲をかみしめるような、声を出さずとも通じあえる、長いあいだに築いたファンとの絆を感じさせるライブであった。