「私?私宛?ほんま?手違いでは?」と何度も確認し、それでも私宛だと聞いて(ハッハーン、ドッキリやな)と勝手に名探偵づらしていました。ドッキリでも何でもないと知ってからは一気に恐縮な思いでしたが、映像の現場でのものづくりを学ばせていただける貴重な機会だと思い、精一杯に努めさせていただこうと思いました。
原作の、そしてスーさん自身の大きな魅力でもある「思いを言語化する」部分が丁寧にかろやかに描かれていて、笑えるしグッとくるしで、また『ドラマ24』がすごいものを作りだしているなあと興奮しました。また、登場人物たちのキャラクターが一面的ではなく二面や三面にも描かれていて、人間というものの複雑さをさまざまに立体的に感じられるすてきな脚本でした。
はっとさせられたり、心がふっと軽くなるようなせりふの数々を、すてきな俳優さんたちがチャーミングに情熱的に時にユーモラスに演じられていて、ちぐはぐに生きる瞬間があってもよいのだと安心するような作品だと思います。私たちラジオスタッフ同士のほのぼのとした掛け合いも楽しんでいただけると幸いです。
オファーをいただいた時、きっとセリフは一言二言だろうと思ってましたが、まさかあんなにしっかり役を与えてくださっていたとは思いませんでした。いろいろご迷惑をお掛けしつつも、撮影をご一緒した方や、スタッフさんに助けられながら、やらせていただきました! 皆さんぜひご覧になってください〜!
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