ついに3月3日(金)に最終回を迎える「奪い愛、冬」(夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)。鈴木おさむ、水野美紀、大谷亮平による副音声スペシャル企画が決定し、収録現場に潜入した。
同ドラマは、主人公・池内光(倉科カナ)、光の婚約者・奥川康太(三浦翔平)、光の元カレ・森山信(大谷)、信の妻・森山蘭(水野)の男女4人が互いに愛を奪い合うラブストーリー。webサイト「ザテレビジョン」の「視聴熱」(「視聴熱」とは、“「ザテレビジョン」が調べた、今テレビで熱いコト”に迫る新コンテンツ)デイリーランキングでも1位を獲得するなど、SNSでも話題沸騰中だ。
最終回は、これまでを振り返るあらすじシーンから副音声収録がスタート。6話のラストから続く最終回冒頭シーンでは、蘭や康太のせりふやしぐさに思わず一同は大爆笑。シリアスなシーンのテンションとは裏腹なハイテンションで解説が続けられていく。
すると冒頭5分で、脚本を担当した鈴木は「プロデューサーから、5分に1回変なことが起きるドラマにしてくれって言われて。ね、起きたでしょ!(笑)」と展開が早い本作の裏話を暴露。
他にも、信が蘭の足をさする話題のシーンをはじめ、数々の印象的なせりふにまつわるエピソード、余命わずかな信を演じるためにビールを絶った大谷の意外な末路、恋愛が絡んだときの男の友情、大谷が好きな女の子を奪い合った実体験についてなどの話が展開される。
ツッコミながら大爆笑で収録に参加した水野は「新しいドラマのジャンルができたような気がします。楽しみ方も今までになかったような感覚でした」とドラマの新しい魅力を発見したよう。
さらに、強烈なせりふのオンパレードだった水野は鈴木に「『むしってやる!』って、どこから来たんですか?(笑)」と思わず質問する一幕も。5話で光の髪の毛をつかんで蘭が言い放ったこのせりふに、鈴木は「何をしたら面白いかなぁと思ったら、やっぱり(蘭は)髪の毛むしりたいんじゃないかなって」と誕生秘話を披露。
そして、「蘭は髪の毛をむしったところで納得がいかない人だと思う。だから、そのあと『おまえの全てをむしってやる!』って言うんです。でも、自分の手にまとわりついた髪の毛が(光の)魂のようで怖さもあるんでしょうね」と語り、「僕の周りでも水野さん髪の毛にびっくりするシーン評判良かったです!」と賛辞を送った。
登場人物たちについて大谷は、「結局、優柔不断な人が一番悪なんじゃないかって思えました。自分の気持ちをストレートに見せる蘭さんや康太が善に見えてきたり…。善悪が分からなくなりました」と深い愛情の先に見えたものに複雑な心境になったようだ。
鈴木はドラマ全体を振り返り、「何かを(人と)共有しながら見る作品って今後は大事なのかもしれないですね」と本作で手応えをつかんだよう。そして、「2話の放送後に、僕の同級生の女の子から『これ笑っていいんだよね?』って確認がありました(笑)」とも明かし、「皆さん、いろいろな楽しみ方があると思うので、最後までぜひご覧ください」と締めくくった。
誰かと一緒にツッコミながら見るも良し、一人でドラマの世界にどっぷり浸かるも良し、さまざまな楽しみ方ができる「奪い愛、冬」。一足早く聞かせてもらった記者が思うことは、ドラマ裏話と爆笑ネタがたっぷりで、いろんな意味で何倍も楽しめること間違いなし!
【3月3日(金)放送・最終話あらすじ】
婚約者だった康太と別れ、ようやく奪い返した元カレ・信と一緒になる道を選んだ光。だがその矢先、信が病で余命わずかであることが判明…。さらに、康太が信の妻・蘭の重大な秘密を暴いてしまった! それは、蘭と信が結婚するきっかけとなった、蘭の足のけがに関する秘密で…!?
その直後、信がまたしても倒れてしまった。光から信の健康状態を聞かされ、激しく取り乱した蘭は、何が何でも夫を取り返そうと決意。これまで語られることのなかった蘭の“衝撃的な本音”を知った信は、なんと蘭と共に光の前から去ってしまう!
大切な人を失い、ぼうぜんとする光…。そんな中、信が康太に、光への“決死の伝言”を託してくる。しかし、光を愛する康太は「そんなことできるわけない」と、跳ねのけ…!?
奪われたら、奪い返せ――冬の海のように荒れ狂う“奪い愛”。激しすぎる愛はやがて、目を疑うような“衝撃の結末”を迎える!
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