――原作漫画を読んだ感想を教えてください。
鈴木:茶道と不良という、かけ離れた二つがどう組み合わさっていくのか気になりながら読みました。まークンは目つきの悪さが印象的ですが、内面は優しくピュア。次第に周囲の人々も感化されていき、まークンも人間的に成長していきます。その様子がドラマでも表現できたらいいなと。
瀬戸:こんなにきれいな世界観があるヤンキー漫画ってないんじゃないかなと思いました。笑いを欲しがらずに自然に演じて、まークンの良き理解者である山田を全うしようと感じました。
――演じてみていかがでしたか?
鈴木:大きいリアクションで驚いたり、すごい顔でにらんだりと、振り切った大げさな芝居を心掛けました。楽しかったですし、僕にとって新しい挑戦でした。視聴者のみなさんにどう受け取ってもらえるのか気になります。
瀬戸:山田は、まークンが道を外れそうになったときに戻してあげる優しい男であり、ツッコミ役。まークンとのシーンは、二人の仲の良さが垣間見えるように意識しました。
鈴木:僕今、28歳ですが『お茶にごす。』『今日から俺は!!』シリーズ、7月に公開を控えている映画『東京リベンジャーズ』と学生役を演じることが多いんです。自分ではまだ制服姿いけると思っているんですけど、大丈夫ですかね(笑)!?着られるうちは学生役をやりたいな。
瀬戸:学園ものをやると、青春を取り戻すかのようで楽しいです。若い世代の出演者が多い中で、年長者の僕たちが一番はしゃいでいたかも(笑)。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)