――茶道の稽古や撮影はいかがでしたか?
鈴木:北見宗幸さんという先生の教室にお邪魔して、二カ月間指導していただきました。僕は野球部だったので、茶道部というと「お菓子食べられるのかな?」と思っていたくらい(笑)。所作にもそれぞれ理由があると知って、お茶の文化ってすばらしいなと感じました。
空き時間にずっと練習していたので、お点前は今でもできると思います。姉崎部長役の久間田琳加さんが、完璧にこなされていたのは印象的でした。
瀬戸:僕は高校時代、茶道部に入りたかったんですけど、部員が女性ばかりだったので断念して、野球部に入りました。別のお仕事でも茶道を経験したことがあったのですが、全神経を使うので精神力が鍛えられますし、日本人でよかったなと実感します。
――茶道に触れたことがなかった鈴木さんにとって、本作はまさに「一期一会」ですね。
鈴木:いざやってみると、とても奥ゆかしく、28歳になっても新しい経験、新しい学びがあってうれしいです。ドラマでも「一期一会」など、茶道にまつわる言葉がいろいろ出てきます。人との出会いや、同じような毎日でも一瞬一瞬大事にしないといけないと改めて感じました。
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