池松壮亮、チェ・ヒソ、オダギリジョー出演、石井裕也監督最新作「アジアの天使」7月2日公開決定&ティザービジュアル解禁

2021/03/10 13:00 配信

映画

池松壮亮×チェ・ヒソ×オダギリジョーのオンライントーク(C)2021 The Asian Angel Film Partners

池松壮亮×チェ・ヒソ×オダギリジョーがオンライントークを実施


また、1月には、釜山国際映画祭主催の「アンニョンプロジェクト」で、池松壮亮チェ・ヒソオダギリジョーの3人がオンライントークを実施。これは、新型コロナウイルスの影響で各国の映画産業が大きな影響を受けるなか、 他国の映画人同士がつながり、互いの悩みや日常生活の変化などについて気軽に話してみようというもので、3人は「アジアの天使」における韓国での撮影エピソード、共演者の話、近況などについて報告した。

トークの中で池松は「日本と韓国のスタッフが一緒に映画を撮るにあたり、韓国の皆さんは本当に温かく僕たちを迎えてくれて、日韓の関係性がこの映画でより良い作用が生まれればと思います。そして、世界中の人たちが家族と会えなかったり心の距離も離れてしまった今こそ、この映画を公開できることの意味がすごくあるのではと思っています」とコメント。

チェ・ヒソは「石井監督は『この映画には国籍がない』と言っていました。この映画は国境を越えて痛みを共有する2つの家族の物語です。そして今、私たちはコロナの苦痛を共有していますので、すべての人にとってタイムリーな家族の映画になると思います」と作品に対する思いを語った。

またオダギリは「この映画はいくつもの困難を越えて完成しました。石井監督はいつも、何かに挑戦し、闘う姿勢を崩しませんが、今回はいつも以上に苦しんだのではないかと思います。世の中の困難を乗り越えた向こうに、朝日なのか夕日なのか、希望の光のような映画を観たいと思いませんか?」と作品をアピール。3人のトークの模様は、釜山国際映画祭公式Youtubeにて公開されている。