高畑は主演に抜てきされる以前から今作を観ていたというが「ニューヨークで拝見してあまりにも面白くて、次にロンドンまで観に行って、そしたらもう1回観たくなってまたニューヨークに行って観ました。何度観ても楽しい作品だし、それを日本人キャストで演じられるのがすごく幸せです」と作品に対する思い入れもたっぷり。
宮澤も「2017年ころにブロードウェイで観ました。日本に来るのであれば何らかの形で関わりたいと思ってました。そしたら、別の作品に出たときに、今回と同じ演出家のダイアンさんが『あなた、この役にピッタリだと思う』って言われて、社交辞令だと思ってたら本当にお話をいただいて、縁ってこういうことだなと思いました」と出演の喜びを語った。
また、宮野は高畑との舞台共演は初となるが「年に1回くらいはバラエティで会ってたんですけど、やっとお芝居できてすごく楽しいです。高畑さんは客席から観ていたときもそうでしたけど、一緒に芝居していてすごく引き込まれます」と絶賛。
最後に改めて舞台のアピールを振られた高畑は「ポップな女性応援歌になっているコメディー・ミュージカル。曲はめちゃめちゃポップで素晴らしくて、ストーリー展開も早くて楽しいです。それでいてドロッとしたリアリティもあるテーマを、パイで包んだような作品になっています。皆さん楽しみにして、劇場に来てください」と熱く語った。
ミュージカル「ウェイトレス」は3月30日(火)まで東京・日生劇場にて上演中。
取材・文=青木孝司
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