菅田将暉が、3月10日に開催された映画「花束みたいな恋をした」の大ヒット御礼トークイベントに、土井裕泰監督、インスパイアソングを手掛けたAwesome City Clubと共に出席。大ヒットに対しての思いを明かした。
菅田と有村架純がW主演を務める同映画は、「東京ラブストーリー」(1991年、フジテレビ系)、「最高の離婚」(2013年、フジテレビ系)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016年、フジテレビ系)、「カルテット」(2017年、TBS系)など、多くの連続ドラマを手掛けてきた坂元裕二が脚本を担当。東京を舞台に、井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然出会った麦(菅田)と絹(有村)の5年間の物語を描く。
1月29日の公開から“はな恋現象”の勢いは衰えず、動員ランキング5週連続1位をキープ、3月10日までに観客動員数200万人超、興行収入27億円と記録を更新し続けている同映画。菅田は「こんなことになるとは…。あまりにもヒットし過ぎて、ありがたい現象だなぁと」と感慨深い表情を浮かべる。
周りからの反響もすごいそうで、「いろんな人からいろんな連絡を頂きますし、現場でも感想をすごくもらいます。みんなめっちゃ語ってくれるんです。これはこの映画ならではの現象なのかなぁと。特に、既婚者のおじさんたちが結婚する前に付き合っていた女性の話を延々としてくれるんです」と、見た人が感想を語りたくなる映画だと報告。
さらに、「男女感で感性を分けるのはどうかと思っていましたが、男性と女性の意見が結構違って。女性はにこやかにランランと話すんですけど、おじさんたちはローな感じで面白いなと思いますね」と周りの反応を説明した。
土井監督も「幸せな映画だと思う。見た人の数だけ感想が生まれ、それをみんなが語り合ったり、SNSでやりとりが生まれたりして、それがどんどん広がっていく現象が起きていて。幅の広い映画になれたということが素晴らしいことだなと思っています」と感謝した。
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