AKB48グループが「東日本大震災復興支援配信」を実施 総監督・向井地美音『これからも支援活動を続けていきたいと思います』

2021/03/12 05:30 配信

アイドル

「東日本大震災復興支援特別公演」よりM12「大声ダイヤモンド」(C)AKB48

向井地「これからも支援活動を続けていきたいと思います」


その後、夜6時からはAKB48劇場にて「東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト2021~」が開催。オープニングで「誰かのために」プロジェクトの10年の活動ダイジェストが映しだされ、向井地が「本日はここ秋葉原のAKB48劇場から総勢30名のメンバーで、笑顔と元気が届くような劇場公演をお届けしたいと思います」とあいさつ。

「ヘビーローテーション」「会いたかった」「恋するフォーチュンクッキー」「大声ダイヤモンド」をはじめ、東日本大震災の被災地へ向けての震災復興応援ソングとして制作された「風は吹いている」「掌が語ること」など、この日のためのセットリスト全15曲を披露した。

公演では、柏木由紀が「2011年の12月のクリスマスに福島県を訪れたとき、せっかくのクリスマスだからと、体育館で子供たちとクリスマスソングを歌ったりプレゼントを渡したりして過ごし、すごく喜んでくれたことが印象に残っています。震災から10年が経ち、最近は(コロナ禍のため)なかなか被災地に行けていないですが、これからもこの活動を続けていきたいと思いました」とコメント。

峯岸も「被災地訪問に行くと、子供たちが笑顔で無邪気に声を掛けてくれたのですが、地元の方から『震災以降、全然子供たちが笑えていなかった』と聞いて、(自身らの訪問で)子供たちが笑顔を取り戻してくれたことがうれしかったです。子供たちが大人になったときにも、楽しかった記憶として残っているといいなと思います」と語った。

そして、最後は向井地が改めて「私たちAKB48は、これからも風化させることなく、誰かのために、そして未来のために、微力ながらも1日も早い復興を願い、少しでも力になれるよう、これからも支援活動を続けていきたいと思います」と支援活動継続を表明し、特別公演は終演となった。

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