デビュー曲「夜に駆ける」が大ヒットした二人組音楽ユニット・YOASOBIが、3月14日放送の「林先生の初耳学」(TBS系)に出演。ボーカルのikuraは「人生で一番のプレッシャーだった」という「第71回NHK紅白歌合戦」(2020年、NHK総合ほか)での歌唱エピソードを、コンポーザーのAyaseは「調子に乗っていた」というバンド時代を語った。
ストリーミング再生回数4億回越え、音楽チャート1位獲得と、2020年を代表する楽曲の一つとなった「夜に駆ける」。YOASOBIはこの曲で「紅白歌合戦」にも出場した。この歌唱がYOASOBIにとって、「夜に駆ける」のテレビ初歌唱だったという。
当日は「人生で一番のプレッシャーでした」とikura。「紅白歌合戦に向けて作った歌詞カードには、真っ黒になるぐらいびっしり一つ一つのニュアンスを書きました。『ミスしちゃってもそれが私の実力だ』と思えるぐらいには練習しました」という言葉からも、気合のほどがうかがえる。
「記憶がないくらいにゾーンに入っていたというか、不思議な感覚で『紅白歌合戦』で歌わせていただいて。100点ではなかったですけど100%では歌えた自信があります」と振り返ったikuraに、林先生は「それ、いいですね。受験に行く生徒に使わせてもらっていいですか?」と感嘆しきりだった。
自身もかつてバンドでボーカルを務めていたAyaseは、「歌いたい気持ちはずっとあります。ですが、YOASOBIでは僕が同じラインに立って歌うということはないですね。ボーカルはikuraなので」ときっぱり。
16歳から9年間ほど、バンドのボーカルとして歌っていたAyase。当時を「ひたすら、もうひたすら調子に乗っていた」と表現し、「誰にも負けるわけない、むしろすごく売れている大物アーティストの人のこともライバルとして見えてなきゃダメでしょ、と思っていました。でも、『どうやったら売れる?』『どうやったら人に見てもらえる?』ということには、頭をほぼ使っていなかった」と当時の自分を厳しい目で見つめた。
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