ボロボロと泣く長瀬智也“寿一”が西田敏行“寿三郎”を見送るシーンが切なくてたまらない<俺の家の話>

2021/03/13 11:28 配信

ドラマ

グループホームに入所する寿三郎(西田敏行)(C)TBS

長瀬智也主演の金曜ドラマ「俺の家の話」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第8話が3月12日に放送された。
父・寿三郎(西田敏行)がグループホームに入所する日、長男・寿一(長瀬)がボロボロと流した涙のシーンが、視聴者にもらい泣きの渦を巻き起こしている。(以下、ネタバレが含まれます)

家族が去り、父の介護が成り立たなくなった


長瀬主演×宮藤官九郎脚本でタッグを組む「俺の家の話」は、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。重要無形文化財「能楽」保持者の寿三郎(西田)の介護のために、長男・寿一(長瀬)が観山家に戻ってきて、家族のあらゆる問題と向き合っていくストーリー。Twitterのトレンドランキングでも常連の話題作である。

涙と笑いの黄金比率で、ジェットコースターのように見る者の感情を揺さぶってくる今作だが、見続けてきた視聴者にとって第8話の切なさは最高潮だったのではないか。

寿一が足をけがして車椅子生活となったため、寿三郎を介護する人間がいなくなってしまったのだ。他の家族はというと、父の過去の浮気騒動が元となる人間関係や、現在の色恋問題がこじれて、一人去り、二人去り、という状態で歯止めが利かなくなっていた。

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